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中国紀行
成都、詩人の魂・望江楼
「望江楼」というのは唐の時代の女流詩人「薛涛」という人を偲んでつくられたらしいです。像をみて、なんとなく、唐三彩によくあるような、ふわっとして優しげな女性を想像しました。 が、沢山の詩人と交流があり、60歳を越えるまで生きたとありますから、賢く、しっかりした人だったのでしょう。 中国では、歴史上の人物だけでなく、こうした詩人の史跡も、本当に沢山あるので、うっかりしていて後で気付くことも多いです。 […]
成都、道教の寺・清羊寺
「清羊寺」、私にはなんとも怪しい道教の寺です。 この羊は何なんでしょう。老子が青い羊に乗ってやってきたそうです。 八卦の八角堂、陰陽の印、十二支の絵など、陰陽道を思わせます。 道教というのは、老荘の思想や、仏教の救済思想、易学などをまぜあわせた宗教みたいです。 仏教寺院みたいに、みなさん普通に賽銭をあげて、線香を焚いておがんでいます。 でも、なんだか、ここで賽銭あげて、拝んだら、帰りには、しっかり […]