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中国紀行

紫砂壷、再び

蘇州の拙政園の入り口で時間待ちをしている時、偶然、紫砂壷の店を見つけました。土産物やが並んでいる間に目立たない小さなひっそりした店があったので入ったのでした。 以前、紫砂壷の本場の宜興で茶壷(急須)を買って、大変気に入ったので、もう少し小さな茶壷も機会があったら是非買いたいと思っていたところでした。 店に入って見ていると、お土産屋では何も心が動かなかったけど、ここでは心が動くものがならんでいます。 […]

蘇州の水郷・山塘

蘇州の水郷・山塘に行きました。ここでは時間がゆっくり流れています。 保存地区には珍しく人が住んでいて、生活があります。 普通は、お土産屋さんとか食堂だけなんですが、ここは、しっかりと人が住んでいて日常があります。そういう古い街のゆっくり流れる時間の横を少し通りすぎて、少しだけ、心の中に切り取らせてもらう事ができるのは、本当に幸せです。 しかし、ここも本格的な保存地区にするために、街の人達は立ち退き […]

蘇州・拙政園

先週の末に蘇州を訪れる機会があったので、その話です。 世界遺産で有名な拙政園に行きました。 蘇州には雨が良く似合います。水郷でもあり、庭園も水を取り入れた風景つくりをしているせいかどうか分かりませんが、静けさと物悲しさも演出の一つに思えます。この日も小雨が降っていました。 拙政園は中国の四大名園の一つであり、世界遺産でもあるそうです。非常に大きな庭園です。中を巡っていて感じたのですが、頤和園など、 […]

坦坦麺考

本物の坦坦麺と言うのは、日本のラーメンの類とは、全く違います。 一見汁があるようですが、これは、辛い辛いタレです。ぐちゃぐちゃに麺とからめてしまってから食べます。 麻辣がたっぷりと効いた超激辛のタレなので、とりあえずは、口から火を噴きます。それからじっくりと摺り胡麻の甘みが口の中に広がってえも言われないハーモニーの実に複雑な旨さです。 麻というのは、花椒といわれる中国の山椒で痺れと独特の香りがあり […]

北京で買った家具

今年の初め、北京の高碑店という古家具ばかりを扱う家具団地みたいな処に行きました。中国の古家具には前から興味があって、いいのがあったら是非買いたいと思っていました。 通りにずらーと店が並んで壮観です。一軒一軒一生懸命見て行きました。 黒檀や紫檀の書机なんかがあれば是非欲しかったのですが、いいものは高いし、デザイン的にぴったり来るのがなかなかありません。装飾過剰系がやはり多く、用途的にも少し違いそうで […]