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中国紀行

北京の白酒・二鍋頭

北京の白酒で「二鍋頭」というのがあります。安い酒です。10元位で買えます。これが結構うまいのです。 白酒というのは強い酒で40数度位のものから60数度位のものまであります。 沖縄の泡盛みたいなものです。 これは52度です。 高粱などの穀物を蒸留したもので、独特の香りと、酸味と舌をさす鋭い味わいがあります。好きな人はこの香りも良いらしいですが、私にはちょっと辛いです。それでも、飲んでいるうちに慣れて […]

北京、激辛の店、小長城

通りすがりの私ですが、私なりに北京で最もおいしい四川料理の飯館の一つと思っている「小長城」を紹介します。 ちょっと目立たないところにあるせいか、いつも空いています。 入るとあの麻辣の香りがたちこめて美味しい期待を抱かせます。 「いらっしゃい」と迎えてくれるのは、いつもニコニコ、ほっぺが真っ赤の素朴な小姐達です。いまどき、こんな人達いませんよ。それだけで、気持ちがゆるみます。 ここは、北京に来るたび […]

北京、盧溝橋

丁度昨年の今頃、北京、盧溝橋に行きました。燕京八景の一つと謳われ、「盧溝暁月」と言われるように月を愛でるロマンチックな場所と聞いていました。 寒い日です。風がびゅうびゅうと吹いています。 昼下がりで、月もまだだし、ロマンチックどころではありません。でも、マルコポーロが感動したと言う橋は大体復元されているようで、趣のある石造りの橋でした。 欄干には、夥しい数の石造りの狛犬が彫刻されていて、それぞれが […]

上海の朝食、夜食

中国の旅での朝食は、やはり粥が好いです。前の晩には、飲み、食い、暴れる事が多いので、翌朝は、お腹に優しいものが好いのです。 今回は、ホテルの向かいの喫茶店みたいなところ「當年情」がホテルの朝食指定店でした。 「どうかな」って思って入ったのですが、 「どれします?」と聞かれ、 「海鮮粥セット」で青菜包を選びました。 待っていると、厨房で「ゴー」という安心の力強い音が聞こえます。 こういう音で調理して […]

中国で買った香炉たち

香炉には何故かこだわりがあります。旅行に行って何か買い物をする機会があると必ず、香炉を探しています。 でも、「これいいでしょう!」って言えるものにまだ当たっていません。 香の匂いとか、香を焚くといった文化が好きなのです。 空間を演出するのには、ビジュアルなものと、音と匂いがあると思います。 匂いによる演出もなかなか価値あるものです。 静謐さとか、静かに流れる時間とか、なにもない事の濃密さとかを演出 […]