中国、浙江省、古村の旅ー41、岩頭蒼坡古村にてーその1。
何が筆やら、硯やら、わからんではないけどそれが何やねんと思いつつ村の中に入る。 いきなり展示館みたいなのがあったんで中に入ってみたら絵があった。えらい巨大な 絵だ。タテ1mくらい? 横数mほどもある。高名な画家がこの村にこもって 2年ほどかけて完成させたらしい。昔のこの村の生活風景が村の全風景として俯瞰的 に描かれている。一口に大きいっていうけどこの徹底ぶり、この描写の細かさはすごい。 水彩画であ […]
何が筆やら、硯やら、わからんではないけどそれが何やねんと思いつつ村の中に入る。 いきなり展示館みたいなのがあったんで中に入ってみたら絵があった。えらい巨大な 絵だ。タテ1mくらい? 横数mほどもある。高名な画家がこの村にこもって 2年ほどかけて完成させたらしい。昔のこの村の生活風景が村の全風景として俯瞰的 に描かれている。一口に大きいっていうけどこの徹底ぶり、この描写の細かさはすごい。 水彩画であ […]
さて、対岸を歩き終えて振り返ったらなかなかエエ風景が目前にある。 こんな風景がとても良い。小豆やら大豆やら、名前の知らん色んな豆、唐辛子、干せるモンは 全部干してある。自然の恵みを頂くのだ。 で、ここからまた回廊を戻る。 少しはお店があるけど殆どが閉まってる、シャッター街だ。 奇山を見ながら進む。 次に来ることがあったらこの回廊も見違えるようになってしまってるかもしれん。 てなことで、ここはこれく […]
さて今度は回廊の向かい側、疎水の対岸を歩く。とても美しい風景が待っていた。 日常にして日常に非ず。こんな風景が日々の暮らしにあったらエエなあって思う。 木々の緑が目に沁みるようだ。 こんな暮らしでも、毎日、毎日やったら飽きてしまうんやろか? 対岸の回廊もエエ感じだ。 柳がとても美しい。 こういう回廊をどう絵に書いたらええかいろいろ考えてみる。 一度、タテ長の半切、掛け軸サイズに挑戦してみよう。長さ […]
では回廊からちょっと横道にそれて村の中に入って行く。瓦の屋根がとてもエエ具合に 歪んでいる。こういうのが心穏やかに感じるのは、この曲がり方は1/fゆらぎの 理にかなってるからなんやろか? わからんけど。 で下をみると、横に曲がって引き込まれた疎水の水でおっちゃんが古いテーブルを 洗ってはる。 なんかやることがダイナミックやなあ。石畳を歩くおっちゃんも、向こうで自転車を 押しいるおっちゃんも時間はゆ […]
芙蓉古村から岩頭村麗水古街まではすぐそこだ。歩いて20分かからへんくらいだ。 ここはまた先程の芙蓉村とは少し様子が違うようだ。何が違うかと言うと、ここには 又疎水があって疎水に沿って長大な回廊があるみたいなのだ。 村に入ったとたんに疎水と回廊が見えた。とても長い。その対岸と両端に村の暮らしが あるらしい。どういう順番で見ようか考える。 まずこのあたりを軽く見ながら回廊に入って行こう。そして回廊を向 […]