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中国紀行

さあ、紹興酒を飲もう

紹興の咸亨酒店での事。名物の紹興酒を指差して 「これ下さい。真ん中のやつ」、「はい。ありがとうございます」 「2個入りのやつ1箱です」、 「飛行機で持って帰るので、それ用にきちんと包装して下さいね」 「はいはい。問題ないですよ」 それで渡されたのがこれ。透明のテープで巻いてあって、確かに 手で持てるようにたるみもつけてある。「どこに問題があるんや?」 と自信満々。こっちはかなり不安が一杯だが、まあ […]

上海雨の路上にて

上海から帰る日だ。朝飯を食おうといつものワンタン屋に行こうとしていた。 雨が降っている。 ホテルからでてすぐに、「すみません」と日本語で話しかけてきた男がいる。 日本に行った事があると言う。青森の「ねぶた祭り」に行っていたのだという。 元々絵描きなのでねぶたの絵を画くのに参加してきたという。 写真も見せてくれた。ねぶたの絵を画くのにどういう資格がいるのかはしらないが 頑張っているのだろう。「それは […]

三度目の西湖

紹興の蘭亭を訪れた後は、魯迅ゆかりの咸亭で遅い昼飯を食べた。 この後は杭州に帰るだけだ。いろいろ迷っていた運転手も帰りは元気なものだ。 中国のタクシーの運転手にしては「慎重すぎるんちゃう?」と言って しまうほどゆっくり運転していたのが、かなりスピードもアップしたほどだ。 それにご飯を食べて酒を飲んだから眠い。 うとうととしているうちに杭州についた。 「そろそろ着きますが、どこへ行きます?」 あわて […]

蘭亭を訪ねる

紹興の街から車で20分以上走ったろうか、随分山の方まで入って行く。 「ほうこれが蘭亭か。えらい新しいね」 「いかにも造りもの臭い」 王義之があの有名な「蘭亭序」を書いた史跡だから、長い歴史の 中で何度も壊されては再建されてきたのは仕方ないだろう。 最後は文革で徹底的に壊されたようだが、割れた碑が見つかったのが きっかけで再建が始まったようにも聞いている。 あまり目くじら立てなくても、時間がたてば歴 […]

武夷山の大紅袍岩茶

開化堂のブリキの茶筒が来たので、早速茶を入れてみた。 買ってから封を切っていなかった武夷山の大紅袍岩茶だ。 1斤買ったので500g弱、400g入りの缶には当然入りきらない。 残った分を早く飲んでしまわないといけない。それで飲み始めた。 おいしい!。香りも好い。ちょっと濃い目の味でほんのりと甘みがある。 所謂半醗酵の烏龍茶だ。なかなか好い買い物だったなあ。 買った時の事を思い出すと、 武夷山の観光も […]