雲南省、元陽、建水の旅-20
雲南省、元陽、建水の旅-20 元陽から建水へ 元陽の予定は概ね終わった。次は建水だ。昆明に向かって2時間弱 戻る事になる。「どうして建水に行くの?」と言うと、前回、重慶に 行った話しの続きになる。以前、「たまゆらの女」という映画を 見ていたら、主人公が建水という街で磁器の絵付けをやっていて、 恋人に会いに毎週、列車に乗って重慶に通うという話であった。 その列車の旅もおもしろそうだったし、建水の街に […]
雲南省、元陽、建水の旅-20 元陽から建水へ 元陽の予定は概ね終わった。次は建水だ。昆明に向かって2時間弱 戻る事になる。「どうして建水に行くの?」と言うと、前回、重慶に 行った話しの続きになる。以前、「たまゆらの女」という映画を 見ていたら、主人公が建水という街で磁器の絵付けをやっていて、 恋人に会いに毎週、列車に乗って重慶に通うという話であった。 その列車の旅もおもしろそうだったし、建水の街に […]
雲南省、元陽、建水の旅-19 田植えの風景 ハニ族民族村周辺は田植えの時期のようだ。 ここでもやはり村中で一斉にやるというよりは、お互いに助け合って、 夫々の田を順番に植えていくのだろう。 子供を連れて、家族総出でやっている。 こういう風景は昔は日本でもいくらでもあったけど。今は殆ど見られない。 そして、ここでは、お決まりのように大きな煙草のパイプを持った人がいる。 ベトナムでも見たことがあるが、 […]
雲南省、元陽、建水の旅-18 ハニ族の村 今日は、棚田を上から見下ろすだけでなくて、下まで降りて行って 少数民族の村を見たり、田圃で田植えをしたりする様子を目の前で 見ると言う約束だ。 「片道1時間半は歩きますよ」 「そんなの問題ないよ」 という事で山を下り始めた。山道を自然を眺めながらポクポク歩くのは 気持ちが良い。少々の時間は問題ない。 と思っているうちに案外早く到着した。 「青(竹冠)口民族 […]
雲南省、元陽、建水の旅-17 棚田、光の妙 長野県の千曲、姥捨に棚田があって、田毎の月と呼ばれる 風景があるそうだ。 棚田の各々総ての田に月が映ってえもいわれぬ美しさだと言う。 元陽の棚田は朝陽、夕陽が綺麗だとガイドや運転手は言うが、 もしかしたら月も同じように美しいに違いない。 これだけの田があって、水が張られていると、そこに指す陽 や月の光が、様々に変化して、その場所毎、その時毎に 玄妙な変化 […]
雲南省、元陽、建水の旅-16 棚田の朝ご飯 「どうしたの、全部あげてしまうの?」 友人が朝食の弁当箱を少数民族の女の子に差し出している。 ホテルが早朝発の我々に準備した朝食で、菓子パンとミルク だ。 「私は、あの娘から卵を買ったからもういいのです」と言っている。 「あの娘達は極端に貧しいので、こういうのを殆ど食べられないので す。 「俺は食うぞ」 と言って、食べかけたが、手をさしだしてくる娘達をみ […]