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中国紀行

黄山、三清山の旅-20

世界の3大紅茶の一つ祁門の地に行った。 大体、私の思惑どおりに事が運んでいる。 何の心配もなく祁門へ行けそうだ。 片道2時間かかっても十分余裕があるじゃないか。 「予定通り、祁門へ行って」と力強く言うと、 「あんなとこ、何しにいくの?」 「紅茶だったらその辺で一杯売ってるし、黄山の街にもいいのがあるのに」 と不審顔だ。 しかし、折角、祁門の近くまで来たんだから名だたる祁門紅茶の本場に 行ってみたい […]

黄山、三清山の旅-19

西逓村で昼飯だ。 では、又世界遺産の村に戻ろう。 西逓村は旅行社が最初からお勧めだったのでガイドも元気だ。 あちこちで立ち止まって、いろいろ説明してくれる。 やっと本業発揮だ。 しかし、宏村、南屏村を見た後では、「もう大体いっしょやんか」と 思ってしまう。 食傷気味だ。 ここは全くの観光村。土産物屋がいっぱいあるし、食べ物や果物 も売っている。 サトウキビがあった。この辺ではめずらしくもないのだろ […]

黄山、三清山の旅-18

南屏村の暮らし ここは不思議な村だ。 入場料はとるが、観光地化していない。 土産物屋が全くないし、果物を売ったり、小吃を食べさせたりする店もない。 きっぱりとしている。 普通に子供達が遊んでいるが、観光客を意識しているわけではない。 村の人も自分の事で忙しそうだ。 この村も八卦の村なので、道は入り組んでいる。わざと間違えるように 作っているのだろう。案内人がいないとどこをどう歩いているかわからない […]

黄山、三清山の旅-17

桃源郷のような南屏村 「やあ、最近どうでっか」、「まあ、ぼちぼちでんなあ」 「昨日は街へいってたんか」、「ちょっと買い物あってなあ」・・ 何の話をしてるんだろう。ちょっとまぜて欲しい。     「暑いなあ、おばあちゃん」、「ほんまに暑いわ」 名残は尽きない。 時計を見ると、ここまで30分、この中で30分。順調だ。 このままいくと昼頃には大体めどがつく。 車に戻って、「この後は、 […]

黄山、三清山の旅-16

世界遺産の村、宏村古鎮 最初旅行社に問い合わせている段階で、黄山を下りた後は、安徽の古鎮 巡りをしたい。行き先は宏村、西逓村、南屏村、祁門、などで、他には 屯渓老街とか文房四宝の店にも行きたいという希望を述べたら、 「そんなに沢山いけない」という返事だった。 こちらに来てからもいろいろ話していると、南屏村、祁門に行きたくない ようだ。理由はようわからん。 とりあえずは行き先はこちらで指示するから時 […]