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中国紀行

四川省、楽山大仏、峨眉山、蜀の桟道の旅-15

蜀の桟道、明月峡 「やっと着いた」と喜んで、高速の出口に行く。料金所で運転手が何か聞いている。 「明月峡は修理中」と言っているようだ。 「あっちゃー。やっぱりか」 運転手は苦笑いしながら、Uターンしようとしている。 「ちょっと待ってくれ。行けるだけ行こう。ちょっとくらい垣間見できるかもしれん」 と強引に行ってもらうことにした。これで何も見んと帰るのはあんまりやないか。 ここからは殆ど地道だ。河原の […]

四川省、楽山大仏、峨眉山、蜀の桟道の旅-14

蜀の桟道、道遠し 今の時点では剣門関が地震の為に壊れて修復して居るのか、自然崩壊が進んだので 大幅に立て直しをしているのかはよく分からない。 もし、地震の影響なら他のところも見れない可能性がある。 そうなると、千佛崖などは名前からして危ない確率が高い。だから先に遠くにある 明月峡に行こうと決めた。 とにかく先を急がないといけない。 広元インターまでは順調だ。 そこから先は工事中が多い。どうしてもゆ […]

四川省、楽山大仏、峨眉山、蜀の桟道の旅-13

蜀の桟道、剣門関 走る事、約2時間半で高速を降りた。側道からどんどん山の中に入っていく。 山もだんだん尖ってきた。 「いよいよかな?」と期待に胸が躍る。 看板が見えてきた。 「?」しかし、その方角に行けない。道が塞がっている。 しかたないから更に先に進む。又看板が見えて来た。 「ここか」と思うが、そこも左に曲がれない。 運転手も「?」顔だ。もう村に入ってしまった。 「聞いてきます」と運転手が下りて […]

四川省、楽山大仏、峨眉山、蜀の桟道の旅-12

蜀犬日に吠ゆ 「蜀犬日に吠ゆ」という諺がある。四川省すなわち蜀の国は天気が悪く 霧がかかったような日々が続くから、偶に日が出ると犬が驚いて吠えたてる という話だ。 つまり知っている人なら当たり前の事を、無知ゆえに初めて気づいた人が 鬼の首をとったようにわあわあ言いたてるような事を指している。 そういえば最近はそういう人が多いような気もするが気のせいかな? それはいいとして、今日は朝から成都の街は霧 […]

四川省、楽山大仏、峨眉山、蜀の桟道の旅-11

成都で火鍋 帰り道も快調だ。高速道路を順調に飛ばしている。それにしても成都まで たどり着いたらもうすっかり夜だ。20時30分。 晩飯を食べに行こう。運転手には店まで案内してもらって別れる事にした。 一緒に食べようと言ったが明日もあるので流石に帰りたいのだろう。 距離を調べたら今日だけで550km走ったと言う事だ。長い一日だった。 それで何を食べようかという事になったが、成都の事情はよくわからないし […]