蘇州古園の旅ー7 蘇州郊外、天平山へ 人でごったがえす出口付近できょろきょろしていると、向こうの方で老師が手を振っている。 「やあ、いらっしゃい」 「友達に案内を頼んどいたから、ちょっとこっちで待っとこう」 「えっ、そんなんええんですか?」 「長いこと会ってへんやつやけどなあ、昨日電話したら引き受けてくれたんや」 「今日は平日やから、仕事あるんちゃうんですか?」 「大丈夫。大丈夫」、「市政府のえらいさんらしいで」 […] 続きを読む
蘇州古園の旅ー6 列車で蘇州駅へ さて、一夜明けて、上海駅に向かう。 こころなしか人は少ない。春節も終わり頃だから、上海は出る人よりも入る人が多いのだろう。 だから勿論、行きは座席はあるが、帰りは座席が取れずに立ち席で帰らないといけない。 それでも乗れるだけ良い方だと言う事だ。行きのチケットをよくみると1等と書いてある。 「ラッキー」だ待合室も良い方を使える。さすがにガラガラだ。 それにしてもちょっと腹が減った。売 […] 続きを読む
蘇州古園の旅ー5 昼飯、晩飯 いくらでも居ていたいが、ほどほどに打ち切って昼飯にしないと午後の用事に間に合わない。 「麺でも食うか」ということで近くを探す。 「確かこの辺に」と行ってみた店はやはり春節でしまっている。 「まあ、これでもええか」とその近くの中国料理ファーストフード風の店に入った。 えらく満員だ。満員店の常識か、席の無い人は食事が終わりそうな人を物色して その横に立って待つみたいだ。うろうろしていたら老 […] 続きを読む
蘇州古園の旅ー4 上海古玩城 「どこ行こ?」 「骨董の店知ってますか?」、「知ってるよ」 「じゃあ、そこに行きましょう」 古玩城という骨董屋が集まっているビルについた。 「何じゃ、これは」ビルの入り口は爆竹のかすだらけだ。足の踏み場もないくらいだ。 春節さわぎで連日爆竹を鳴らしてたんだろう。誰かがまだ使えそうなのを探していた。 中に入ってしばらくすると又、爆竹の音が聞こえてきた。きりがないね。いくらでも やる気みた […] 続きを読む
蘇州古園の旅ー3 上海朝の散歩 昨日、晩御飯を食べに行く前に、「蘇州に明後日行こう」と決めた。それで、ホテルに 戻って、「チケット手配できる?」と聞いたら、南京西路にある旅行社まで行けと言われた。 しょうがないから食事前に行ってみたら、これも春節で閉まっていたのだ。 「しゃあないなあ、駅まで行かんととられへん」 知り合いに頼んで駅まで行ってもらうことにした。「とれればいいが」 さて今日は昼過ぎに老師が甫東で大事な用 […] 続きを読む