上海、張愛玲のアパルトマン
手元に陳丹燕と言う人が書いた、「上海メモラビリア」というエッセイがある。 それにもう一冊、「上海的風花雪月」というこの本の原書もある。 この本は、上海の上海的なノスタルジックな場所とそれにまつわる因縁話やそこから 湧きおこる様々な思いを美しい文章で綴った本だ。 原書の方はすらすら読めるわけではないが、中国語の美しさが感じられるのと 日本語版にはない写真があって、まるでその場にいるかのように思えたり […]
手元に陳丹燕と言う人が書いた、「上海メモラビリア」というエッセイがある。 それにもう一冊、「上海的風花雪月」というこの本の原書もある。 この本は、上海の上海的なノスタルジックな場所とそれにまつわる因縁話やそこから 湧きおこる様々な思いを美しい文章で綴った本だ。 原書の方はすらすら読めるわけではないが、中国語の美しさが感じられるのと 日本語版にはない写真があって、まるでその場にいるかのように思えたり […]
今回の旅行の前日は上海にいた。夜になった。飯でも食いに行こう。前に何度か行ったことのある四川料理がいいなあ。あそこは辛いし、美味い。確か、茂名南路をを南に行って、復興路を西に折れたところにあったはずだ。しかし、そのあたりをうろうろしても「蜀天閣」というレストランは見つからない。「おかしいなあ」とゆっくりよく見ると、前に店があったあたりは改造されて別の店になっている。「つぶれたんや」上海万博の再開発 […]
日曜日に書きかけた話の続きになる。 映画、「胡同の理髪師」では、出張散髪専門のおじさんが、友達のモツ屋に行くと、いつも 必ず座る席があった。前海に面したガラス張りの席につくと、いつものモツが出てきて・・・ といった場面であったが、今はオリンピックがらみの再開発で場所が移転してしまった。 と言っても前に場所のすぐそばだそうだ。看板を見ると、漢字の他に見慣れない文字が 書いてある。ウィグル文字の様だ。 […]
前に水墨画の老師に白檀の香を貰った話をした事があると思う。 良い匂いだったのずっと買いたいと思っていた。日本で探したら随分と高い。 それで前に黄山に行った時に老街で探したが、そんなものを売っている店はなかった。 上海ではよくわからなかった。老師に聞いたら、蘇州で友達にもらったと言っていた。 そういうルートではどうしようもない。それで今度北京に行ったらきっとあるだろうと 期待して行った。ネットでしら […]
前海は凍っていた 成都に行く前の上海はものすごく寒かった。それでテレビを見ているとあちこちが雪の 予報だ。もちろん成都も雪だ。北京も雪だ。 「どうしよう」と思いながらも成都に行ったら、峨眉山で氷雪に遇った。寒い事は 寒かったが、天気がよかったので、凍える思いはしなくてすんだ。 しかし、北京の冬は寒いと思っているので、「いややなあ」と思いながらだった。 確かに寒い。しかし心配したほどではない。 さて […]