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中国紀行

中国、廬山&安徽、文房四宝の旅−37、安徽、歙县許村の暮らし。

安徽、歙县許村の暮らし。 門をくぐって村の中に入る。いい感じの村に出会えそうだ。 おばあちゃんが居眠りしてはる。夕方の4時頃、天気もええし、ポカポカしてる頃だ。 時間が経つのを忘れてしまいそう。 時々、果物や乾燥キノコみたいなのを並べてる。 売ってるんやろけど誰もいてはれへん。不思議なことに日本やったら値段を書いて お金をいれるザルかなんか置いてるんやけどそういうのは見たことがない。 現金を置いと […]

中国、廬山&安徽、文房四宝の旅−36、安徽、硯作家工房から歙县許村へ向かう。

硯作家工房から歙县許村へ向かう。 さて、硯を買うの買わんの、あれがええの、これがええの、もうちょっと負けてええな、 あれやこれやとワイワイ盛り上がってしまった。 結局最後はお金の話になる。 すると作家師匠が急にモジモジしはじめた。硯を語ってるときはえらく熱いのに お金は苦手らしい。ぜんぶ奥さんが仕切ってるからと奥さんの顔をみる。 かわいい。 奥さんもグイグイ出てくる中国人というふうではなくて、ご主 […]

中国、廬山&安徽、文房四宝の旅−35、安徽、歙县七里頭で硯作家の工房を訪ねる。

安徽、歙县七里頭で硯作家の工房を訪ねる。 先程の黟县、関麓村からいうと、ここは黄山市屯渓を挟んで反対側=北東側にある。 歙县というからには歙州硯の故郷であるのは間違いない。何となくそういう雰囲気が 漂う一角にやって来た。後でもらった作家の名刺というか、手書きの紙には住所が 黄山市歙县七里頭芸術品市場って書いてあったんで、そういう芸術関係者が集まって いるところなんかもしれん。 入口は簡単な店舗にな […]

中国、廬山&安徽、文房四宝の旅−34、安徽、歙县七里頭近くで昼めしを食う。

安徽、歙县七里頭近くで昼めしを食う。 さて、関麓村を出たら本日というか、この旅での最大の楽しみの一つ硯作家の工房を 訪問する予定だ。その前に腹ごしらえをして気合を入れておかんとあかん。 てなことで、工房近くの街まで行ってレストランに入る。どういう店かさっぱりわからんけど こざっぱりした美味しそうなお店だ。 とりあえずいつものようにビールで乾杯。黄山も近いとわかるビールが来た。 迎客松ビールか。 最 […]

中国、廬山&安徽、文房四宝の旅−33、安徽、黟县、関麓村から。

安 徽、黟县、関麓村から。 関麓村をもう少し巡って行く。南屏村より文化のレベルも高そうやし、お金持ちも 多かったみたいな名残がある。 この扉なんかすごいやないか。 こういうモノは古ければ古いほど良いのだそうだ。 こういうのは潜り戸とは言わんのかな? 掛け軸の形をしてとてもお洒落だ。美人が通ったら美人画になるし、 坊さんが通ったら、禅画になる? お洒落やねえ。 お金持ちが着飾ってあっち行ったりこっち […]