117、西安の朝。西安小吃街あたりを散歩する。
水墨画留学の時の杭州暮らしをコロナ妄想的に振り返る話が続く。 中国のいつもの朝の風景。 旅の朝は気持ちが良い。 知らない街に来たらいつも1時間程度は散歩するようにしてる。その街のすっぴん素顔がわかるような気がするのだ。 なんとなくみなさん朝は無防備。まだ、目が覚めて無い? どこの国でも同じやけど。 それでも、いかにもこの国らしい生の風景を見てる気がする。 なんてことは全く無い。 さす […]
水墨画留学の時の杭州暮らしをコロナ妄想的に振り返る話が続く。 中国のいつもの朝の風景。 旅の朝は気持ちが良い。 知らない街に来たらいつも1時間程度は散歩するようにしてる。その街のすっぴん素顔がわかるような気がするのだ。 なんとなくみなさん朝は無防備。まだ、目が覚めて無い? どこの国でも同じやけど。 それでも、いかにもこの国らしい生の風景を見てる気がする。 なんてことは全く無い。 さす […]
旅の道具。 芭蕉は「笈の小文」で、曰く。 旅の道具は少ないほどいい。 それでも、老いたる身にはけっこうコタえる。 足がもつれる。 難儀なことですわ。 :: 旅の具多きは道ざはりなりと、物皆払捨てたれども、夜の料にと、かみこ壱つ、合羽やうの物、硯、筆、かみ、薬等、昼餉なんど物に包て、後に背負たれば、いとど脛(すね)弱(よは)く、力なき身の跡ざまにひかふるやうにて、道尚すすまず、ただ物うき事のみおおし […]
また歩き始めよう。 さて、風にふかれて、足下も定かならぬおいぼれの風羅坊。 南大江公園にある坂口王子を出発して、南に下る。 この回は、南に下りながら、谷町筋を西に東になんども横断しながら、結構ながい行程になった。 さて、どんな風景に出会えるのか。 日常の中の非日常。 熊野街道歩きなんて身構えて、地図を片手に歩いてみれば、一角の旅人気分ではあるけれど、目の前にはごく普通の街中の人の暮らしが。 ああこ […]
さて、歩き始めよう。 今回は、旅というほどのこともない。ただの街歩きだ。 普通は、日常の暮らしを離れて、遠くの街やら、外国やら、あれを見てもこれを見ても、あな珍しやと驚き楽しむのが旅の目的であるならば、 日常の中に非日常を楽しむ。 みたいなことを狙ってみたいのだ。 どこにいても、どこに行っても風雅があり、花がある。月もでれば、鳥も鳴く。 芭蕉曰く、 「風雅におけるもの、造化にしたがひて四時を友とな […]
最近結構運動不足感がある。 ウォーキングはしてるものの、山に登ったり、長い街歩きなどをあんまりしてない。 コロナのせいで、逼塞感もある。うっとおしい。 どっか行きたい。 てなことで、手軽そうな大阪の熊野街道跡を歩いてみることにした。 ほんまに手軽やった。 熊野街道とは。 昔から、熊野街道は、庶民の熊野詣でのルートとして有名である。 わしは、先に熊野古道として知られる、「小辺路」や「中 […]