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紀行文

坦坦麺考

本物の坦坦麺と言うのは、日本のラーメンの類とは、全く違います。 一見汁があるようですが、これは、辛い辛いタレです。ぐちゃぐちゃに麺とからめてしまってから食べます。 麻辣がたっぷりと効いた超激辛のタレなので、とりあえずは、口から火を噴きます。それからじっくりと摺り胡麻の甘みが口の中に広がってえも言われないハーモニーの実に複雑な旨さです。 麻というのは、花椒といわれる中国の山椒で痺れと独特の香りがあり […]

北京で買った家具

今年の初め、北京の高碑店という古家具ばかりを扱う家具団地みたいな処に行きました。中国の古家具には前から興味があって、いいのがあったら是非買いたいと思っていました。 通りにずらーと店が並んで壮観です。一軒一軒一生懸命見て行きました。 黒檀や紫檀の書机なんかがあれば是非欲しかったのですが、いいものは高いし、デザイン的にぴったり来るのがなかなかありません。装飾過剰系がやはり多く、用途的にも少し違いそうで […]

異国での孤独

先日、会社の帰り、電車に乗っていたら、中国語のお喋りが聞こえます。最近は好くある事です。若い女性達なんかもいて、中国で程ではなくても声高にお喋りしているのに時々出会います。ちょっと内容が分かったりすると嬉しいものです。 今回は、男の声でした、隣の席だったので、二人連れかなんかで、一生懸命喋っているわって思ってました。 でも、よく見ると、一人なんです。 一人で、ぶつぶつ言っています。 二駅すぎても、 […]

北京で背広とコートを作る

写真は、北京で作った背広とコートです。北京の繁華街、王府井には100年程続くシルクの老舗があって、シルクやウール、カシミアなど、あらゆる布地を売っています。又、既製品の服やショール、マフラーなどもありますが、仕立て屋さんも入っているので、背広などを仕立てる事もできるのです。 私か思うには結構すばらしいビジネスモデルなので、紹介したいと思います。 まず、店内の反物から気に入った生地を選びます。 日本 […]

見わたせば花も紅葉もなかりけり

非公開文化財特別公開中という事で、京都の御所の近くにある冷泉家を訪れました。行ったのは土曜だったので、紅葉も始まり、秋の観光シーズンという事もあって行くのも渋滞で時間がかかるし、行ってからも混んでいました。 冷泉家というのは、かの歌聖といわれた藤原定家の孫が起こした家で、和歌の宗家として伝統を守っている家ですが、私は、定家の和歌、 「見わたせば花も紅葉もなかりけり浦のとまやの秋の夕ぐれ」 (すごい […]