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紀行文

鍋島焼きの花瓶

ここ近年の楽しみは、ゴールデンウィークの頃、九州有田を訪ねて、陶器市を見ることだ。 なにしろ街中が陶磁器を展示して、それを見る人、買う人達がひしめいて、それだけでも 心楽しくなる。しかし、お祭り気分の中でいろいろなものを見る楽しみもあるが、気に入った ものがあれば、というよりは、「必ず何かを見つけて買って帰るぞ」という楽しみも 又、大きいのだ。 以前は、ヨーロッパの有名なマイセンとかヘレンドとかの […]

今年の旅を振り返る-永定土楼

アモイの街から高速を北西に百数十km、2時間弱位走り、更に茶畑の山の中を奥に奥に 入って行くと、所謂、客家の故郷がある。 客家というのは、中国でも少数民族というのではなくて漢民族ではあるが、特別な 位置づけのある一族らしい。詳しい事はわからないが、台湾を初め、中国各地に 出て行って名を成している人達も多いと聞く。 この永定土楼は、そういう人達の源流に当たる人達が集まって暮らしている所らしい。 しか […]

今年の旅を振り返る-武夷山

今年の旅で、泰山の次に印象的だったのは、武夷山の旅だった。 上海から、アモイに入り、武夷山と永定土楼を観光したのだ。 まずなんといってもお茶だ。福建省武夷山は烏龍茶の発祥の地と言われているところだ。 どこに行っても茶畑がある。 ここの暮らしそのものが茶と共にあるかのような感じさえするほどだ。 それで、帰りにはこの地にある工場で烏龍茶を買って帰ったが、さすがに美味であった。 武夷山一体は曲がりくねっ […]

上海場末の四川料理

中国に旅をしても、いつもいつも、かねて狙いのおいしい店に行けるわけではない。 土地によっては全然情報もないし、外から見ても分からない場合も多い。 北京や上海の都会でも、情報は沢山あるけれど、「いつも同じじゃあきるしなあ」、 とか、「今日は時間がないよ」、とか、「今日はしんどいから近場にしょうよ」とか で近場で簡単に済ませたいときも多々あるものだ。 今回はそのパターンだ。遊びに行きたいから時間がない […]

今年の旅を振り返る-青島、泰山

上海、宜興の後は、青島、泰山だった。 泰山は水墨画を習っているので前から行きたかった所だった。老師の題材にもよく出てくる。 大きな山だ。外からその姿を見て感動するというよりは、まずその懐に入って その大きさを感じたり、そこから見える景色を愉しむという捉え方の山だと思った。 だから、昔から、天子の封禅の地とされたり、全ての人の寿命が記されたノートが 保存されいると信じられたりしてきた信仰の山だ。 更 […]