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紀行文

寿長生の郷

「もう梅を見るのは遅いかも知れんなあ」 「でも今年は寒いからまだいけるかもしれん」 かすかな期待を持って、「寿長生の郷」という所に行った。3月の後半の頃の話だ。 琵琶湖の南、石山寺の近く、勢田川を東に渡ったちょっとだけ山の中にある。 叶匠寿庵という和菓子の老舗が経営している山荘のようなところで自前の大梅林が有名だ。 最近たよりっぱなしのナビで行くと、渋滞もなく簡単に着いてしまった。 駐車場で車を降 […]

上海南京東路の滄浪亭

上海、蘇州の旅を連載してきたが、上海に戻るところで終ってしまった。 その後は、ご飯を食べて、お酒を飲んで、翌日、日本に帰ってしまったのだ。 それでも朝は時間があったので、本屋に行った。上海では多分一番大きい書城という店だ。 北京では王府井書店が大きくて確か9階くらいまであったが、ここも同じくらいある。 だからエスカレーターで上がらないと行けないが、中国のエスカレーターはデパートでも どこでもだが、 […]

蘇州の露店骨董屋で買った皿

さて、長々と中国蘇州の旅の話をしてきたが、今日から元のスタイルに戻ろうと思う。 というと月曜だからモノの話だ。 さて何にしようと思ったら、やっぱり頭の中はまだ旅行記モードだ。 あの蘇州の盤水門で出会った露店の骨董屋の皿が気になる。 その前に、上海で古玩城に行った話もした。所謂、骨董デパートだ。 ここには確かに欲しくなるようなものが沢山あった。景徳鎮の古そうな磁器もあったし 青磁などもあった。しかし […]

蘇州古園の旅ー20

上海に帰ろう 楽しければ時間が過ぎるのが早い。 帰りの列車の時間が近づいてきた。蘇州の市街地は結構渋滞する。駅までは歩いて 3、40分くらいの距離かなと思っていたが、車でも結局それくらいかかった。 駅に着いたがまだ1時間くらい余裕がある。今度は立ち席だから、一般の待合室だ。 さすがに帰りの席がないくらいだ。人で一杯、超満員だ。 「何時の列車?」と隣で待っている人が聞いてくる。チケットを見せると、 […]

蘇州古園の旅ー19

滄浪亭を心に刻む 「この横に建物があるやろ。昔ここが画の学校やったんや。勉強に疲れたら、この門を くぐってこちら側の滄浪亭によく来たもんや。それで飽きずにこの亭の雰囲気を眺めて いたんや」 「この木はなあ、昔は芭蕉と竹と梅の3種類がそろってたんや。もう芭蕉がなくなって しもたなあ」 「あっちの建物の中に、昔私が画いた画が残ってるで」 「見たいですね」 「今は入られへん」 老師の中に想い出が駆け巡っ […]