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紀行文

131、西安の旅、大唐西域記の地。

水墨画留学の時の杭州暮らしをコロナ妄想的に振り返る話が続く。   敦煌には行ったことがある。 大雁塔を見ながら、玄奘三蔵の像なんかを見てると、ああやっぱりここは西域旅行の起点なんやなあって思う。 そういうモニュメントが確かあったはずやけど、今回の予定には入ってない。 街の中はイスラム料理店だらけなんのもうなずける。 杭州で見てる中国とはえらい違いだ。 ここから一番近い西域名所、敦煌には行 […]

130、西安の旅、玄奘三蔵の大雁塔へ。

水墨画留学の時の杭州暮らしをコロナ妄想的に振り返る話が続く。   大雁塔へ。 雨の中、大慈恩寺へ向かう。 大雁塔はここにある。 ここは言わずと知れた西遊記の「玄奘三蔵」のお寺である。 インド、西域の旅を終えて夥しい経典を持ち帰った玄奘三蔵を讃えて、時の皇帝は、ここに大雁塔を造り経典を納めた。そして、彼をこの寺の僧として迎えた。 知らんけど。 で、ここは、玄奘三蔵を記念する寺と言うことにな […]

129、西安の旅、大雁塔に行く前にちょっと昼ごはん。

水墨画留学の時の杭州暮らしをコロナ妄想的に振り返る話が続く。   昼飯だ。 さて、青龍寺を出たら、まだ雨が降っている。来た時よりは少なくなって、ドボドボの水たまりではなくなってるけど、歩きにくい。 昼飯の時間は少々過ぎていて、腹はだいぶ減っている。 今日は、昼からも一杯行くとこがある。ご飯は簡単にしたい。 そのへんの街角食堂みたいなとこへ行きたいって、ドライバーさんに言うと、近くに丁度え […]

近江八幡水郷の旅−4、舟上で昼めし。

昼飯の時間かな。 さて、そろそろ昼飯にしよう。 今回は、折角、舟に乗るんやから、舟の中で食べようと思った。 4人連れやし、貸切舟やし、気兼ねなく和気藹々とやれてええんかなあって思った。 事前に聞いてみたら、お弁当の予約はできるとのこと。 持ち込みはどうかと聞いたら、ゴミを持ち帰るなら、食事もお酒もOKとの事だった。 ということで、この日は天気が危ぶまれる頃やったんで、当日キャンセルの事態になったら […]

近江八幡水郷の旅−3、水郷を楽しむ。

水郷を楽しむ。 静かな疏水の上にギイギイと櫂を動かす音だけが聞こえて、とてもしずかだ。 いや、おっちゃんのお喋りは別にして。 ここは、舟に乗ったからといって特になにか目立つものや建物があるわけではない。 ただの自然があるだけ。 「何もないことを楽しむ」という境地かな? 草木もあんまり茂ってはない。冬枯れを楽しむ風景だ。 たまに建造物がある。 壊れかけたというかほぼ壊れたボート小屋。 昔賑わった頃の […]