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紀行文

中国、浙江、温州、奇山、古村の旅-03、孔乙己酒家で紹興酒を飲む

やっと、孔乙己酒家に辿り着いた。 途中でほぼあきらめかけてたけど、あの若者のおかげでなんとか来れた。 よかった。さあ、中に入って、紹興酒飲みながらおいしいもん食べよう。 とドアをあける。 店員が来たんで、「二人」と言うと、「予約ありますか?」と聞かれる。 「してないけど」って普通に言うと、首をふって、「予約で一杯です」って そっけない。こんなに苦労して来たのにそれはないやろって思うけど、それは 向 […]

中国、浙江、温州、奇山、古村の旅-02、多論路、古文化街へ

友人と合流後、気をとりなおして、芸術書の専門店に行った後、地下鉄を乗り 継いで多論路へ向かう。昔、日本疎開があったあたりだ。わしはもう何度も来 てるけど友人は初めてやと思うんで連れてきた。 いつもながら妖しくて、混沌とした界隈だ。 おもしろい。 それで、「ここが内山書店の跡やで」なんて知ったかぶりして説明しながら、 なんとなくおかしい。 「ここ来たことあるやん」と言うのはわかってる。 それより、「 […]

中国、浙江、温州、奇山、古村の旅-01、上海から

昨年は蘇州、杭州に旅行に行った主に水墨画や篆刻をやるメンバーでの中国 旅行を今年もやってしまった。その報告をしよう。 今年の目的地は、次のようだ。 温州にある雁蕩山。結構奇岩、奇山の連なる凄い山やと思うんやけど意外と知 られていない。中国の観光ブームの中でも穴場になると思われる。 それと林抗古村。ここもちょっと前まで秘境中の秘境と呼ばれてた所やと思う。 最近ブームになりつつあるらしいけどまだ大丈夫 […]

ネパール、古都とヒマラヤを感じる旅-49、そろそろカトマンズへ帰ろう

(注:これは震災の直前にネパール旅行をしたときの旅行記です。一日も早い 復興を心より祈念致します。) さてチャングナラヤン寺院は堪能したような気がする。 容貌魁偉な神様たちに元気をもらえたような気もする。 そろそろカトマンズへ向かおう。ここへ来るのにナガルコットから山道を辿っ てきてよかった。このコースはすばらしい。ネパールの穏やかな山村と何処ま でも雄大な山の風景を堪能できた。頭の中に一杯スケッ […]

ネパール、古都とヒマラヤを感じる旅-48、チャングナラヤンの街に入る

(注:これは震災の直前にネパール旅行をしたときの旅行記です。一日も早い 復興を心より祈念致します。) さて、石畳の道を奥に進んで行こう。 入場料は一人100RP(約100円)。 素晴らしい。 この風情は日本で言うたら、金比羅さんの参詣道を行くようなもんかもしれん。 両側に赤い煉瓦造りの家がのんびりならんでいる。 いつ頃出来たもんかはわからんけど、所々古くて所々新しいような気がする。 景観を変えんよ […]