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紀行文

桜の季節、醍醐寺から石山寺へ、そのはずが?−05、醍醐の花見をすぎて不動の滝へ。

醍醐の花見をすぎて不動の滝へ。 通行料を払ったらいよいよ山に登る。 道中の無事を祈願しましょう。 しかし、まだ本格的な山道というよりは山寺に向かう参道という感じだ。 まだまだ傾斜はゆるいんで全然楽だ。 今日は山歩きというよりは、ハイキング気分で行ってみよう。 というても、何かで聞いたことがあるんやけど、醍醐寺って、修験道の大元締めみたいな とこでもある?、あったらしい。 その名のとおり、醍醐天皇以 […]

コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−04、学費や寮費、入学、入寮など。

学費や寮費、入学、入寮など。 さて、美術学院まで無事についた。さっさと手続きをしてしまわんと今晩寝るとこもない。 事務所はどこだ? 荷物持って探すのは大変だ。事務員らしき人を見つけて聞いてみる。入ってすぐ 左手の2階らしい。ヒーヒーいいながら2階にあがる。 いきなり難しい会話にはいる。なんとか必死でしのぐ。 持ってきた書類は問題なし。無事通過。あとは授業の内容やら、注意点の説明を受ける。 わかった […]

コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−03、なぜ中国へ。留学の手続きや入国など。

なぜ中国へ。留学の手続きや入国など。 2012年時点で水墨画を始めて6年くらいだった。ずっと京都にいる中国人の画家に 習っていた。とても確かな技術を持った人で、とても美しい線を描く、教えながらも ときにはむきになって、お手本を描くつもりが詳細丁寧な作品を描いてしまったり する人だ。ノリはええんやけど、中国人的と言えるんか、わしらにはついていかれへん ほどのアバウトさにタジタジとなることも多い人だ。 […]

コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−02、寮の飯、学食の飯、ストイックな食生活。

寮の飯、学食の飯、ストイックな食生活。 学校生活を始めるにあたって、やっぱり大事なのは食いもんだ。特にわしは口卑しいんで 食うことが先にくる。 杭州って大都会だ。美味しいご飯やさんはいくらでもある。しかし、長期滞在で そいいうところに行きまくっててたらお金がいくらあっても足らんのやないやろか? 学生寮に入って暮らすと決めた以上は思い切ってストイックな暮らしに徹してみようと 思った。爺さんになってか […]

コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−01、杭州、西湖の畔。

杭州、西湖の畔。 さて、コロナで旅行に行かれへん日が続く。まだまだ当分は可能性がなさそうだ。 片雲の風にさそわれたいけど、まだ風は吹かない。 漂白の思いやまずといえども、まだパスポートどころではない。 やむを得ず、妄想の旅に出るか、昔の旅を想いやるか。 そんなおりから、ふと、もう10年近くなるのかと気がついたのは、中国の西湖の 畔にある美術学院に留学という形でしばらく滞在した時のことだ。懐かしくも […]