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紀行文

コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−19、素食(精進食)を食う。

素食(精進食)を食う。 毎日、毎日、杭州の街、学校周辺をあっちこっちアテもなく、ではなく、わざと回り道を して、知らない通りをできるだけ通るようにしながら歩き回っている。 簡単に言えば知らないとこばっかりだ。 最近、素食の店を見つけた。素食といえば中国では精進料理の事だ。珍しいといえば珍しい。 中国の人って、基本、加熱したもんしか食わへん。要するに火と油の料理が殆どだ。 そんな食生活で、しかもあん […]

コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−18、裏打ちを習う。

裏打ちを習う。 ある日の事、授業に行ったら、明日、裏打ち教室があるんで参加する人はどうぞと 言うことだった。構内にある、表装屋さんが、さすが美術学院やね、教えてくれるのだ そうだ。 参加費無料、これがいい。 てなことでその教室に行ってみる。 いろんな教室からいろんな学生が集ってる。 先生は、表装屋のおっちゃん。 いかにも、な、適当そうな、中国のおっちゃんそうな、人だ。 絹本みたいなのをやって見せて […]

コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−17、教室の合鍵を作る。

教室の合鍵を作る。 さて、楽しい遠足が終わって、また普通の勉強の日々が続く。 朝から、学校に行って、昼飯まで一生懸命教えてもらって、午後からは自習時間。 夜になっても教室に行く人も多い。 皆さん、自分のペースで自由に教室に出入りしてる。 では、鍵はどうしてるんやろ? わしは、鍵を持ってないんで、他の人がいる頃を見計らって出入りしてる。たまには、 誰もいなくて、自室に引き返すこともある。 事務所に鍵 […]

妄想居酒屋、「小料理店○○○」の想い出。003−日本酒が美味しい店だった話。

日本酒が美味しい店だった話。 その後、しばらくは、この店のことはコロッと忘れてた。 ある飲み会の後、その日は仲間と2次会に、そのころは飲み直すか、カラオケ行くのが 普通の暮らし、それも仕事のうちというよりは進んで行ってた馬鹿なおっさんやったけど、 この日は、1人で飲みたいと思った。 なんでやろ。 テンションは上がったり下がったりする。そのせいかどうかはわからん。 それで、どこいこ? こんなときのブ […]

妄想居酒屋、「小料理店○○○」の想い出。002−いい店を教えてもらった話。

いい店を教えてもらった話。 行きつけの店を作るのは簡単だ。仕事が終わったら、たいてい一杯やって帰ろうとか いうのがわしらの世代の当たり前だ。今どきではかなり迷惑がられる存在。 会社に近くて、安くて、そこそこ美味しくて、何時行ってもだいたい席ががとれる、 これくらいの条件の店はたくさんある。いつものメンバーでワイワイ。 お勘定は割り勘。 長続きのコツだ。 ここまでは当たり前、いつものように、あるいは […]