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紀行文

三重遊、丸山千枚田、赤木城と熊野古道の旅−25、熊野古道、秘密の展望台。

熊野古道、秘密の展望台。 さて、一汗かきながら松本峠に到着した。 一息ついて、さあ出かけようと思ったら、ガイドさんが、ニヤッとしながら、 ちょっとコースをそれますが、あんまり人が行かないエエトコに行ってみましょうかと あるき出した。 ちょっと左手のちょっと荒れかけた道に入って行く。 ガイドさん手持ちの裏メニューってやつかな? 海側に歩いて行く。 立木の枝をかきわけながらしばらく歩くと目の前がひらけ […]

三重遊、丸山千枚田、赤木城と熊野古道の旅−24、熊野古道、松本峠。

熊野古道、松本峠。 苔むした石畳の道が始まった。 時の流れを感じさせてとても良い。 出だしは快調だ。 これくらいの坂はなんでもない。 なんせ、5本指の靴という秘密兵器があるのだ。 これがあると足が痛くならない。 いくら歩いても、しんどくならない。そんなはずはない。 しんどい時はしんどいけど、歩き易くはある。山道で石段や石がゴロゴロしたとこは 底が固くて厚い靴の方が歩きやすそうやけど、そうでもない。 […]

三重遊、丸山千枚田、赤木城と熊野古道の旅−23、海から山へ、熊野古道へ。

海から山へ、熊野古道へ。 さて、帰りは早い。船はぐんぐんスピードを上げる。 列車でもバスでも船でも、乗り物に乗って漠然と外を見てるってなかなかええもんだ。 いくら見てても飽きない。 わしは結構船酔いをするたちなんやけど、今回は大丈夫だったようだ。酔わないよう できるだけ遠くの景色に集中するようにしてたんが功を奏したんかもしれん。 空は晴れて暑いくらい、というかしっかり暑いんやけど船のスピードで風が […]

三重遊、丸山千枚田、赤木城と熊野古道の旅−22、「楯ヶ崎」と「海金剛」。

「楯ヶ崎」と「海金剛」。 さて、青の洞窟を後にして船は海岸線を周る。 すぐに柱状節理といわれる、その名のとおり、柱のようなボコボコとした岸壁が 目の前に現れる。 これはすごいなあ。 たまたま崖のある部分がこんな風になってるのは見たりすることがある気がするけど、 これほどの規模で延々と続いてるのは素晴らしい。 結構長く船に乗ってるんで乗客のみなさんも少しずつ緊張が緩んできてる。 一つの場所に固まって […]

三重遊、丸山千枚田、赤木城と熊野古道の旅−21、熊野の「青の洞窟」。

熊野の「青の洞窟」。 さて、船はどんどん進む。湾の中に、奥に入っていく。 船内放送では盛んに何かを案内してるし、船の人も湾の奥の丘の中腹あたりを 指差してる。しかし、何をいうてるのか判然としない。 山の中になにがあるんやろ? 日本書紀やらの熊野伝説と関係があるんやろか? 聞いてみたら、徐福を祀るお宮さんがあるらしい。 降りないで船から遠目に見てるだけやったら何かわからん。 新宮や熊野には徐福の伝説 […]