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紀行文

コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−03、なぜ中国へ。留学の手続きや入国など。

なぜ中国へ。留学の手続きや入国など。 2012年時点で水墨画を始めて6年くらいだった。ずっと京都にいる中国人の画家に 習っていた。とても確かな技術を持った人で、とても美しい線を描く、教えながらも ときにはむきになって、お手本を描くつもりが詳細丁寧な作品を描いてしまったり する人だ。ノリはええんやけど、中国人的と言えるんか、わしらにはついていかれへん ほどのアバウトさにタジタジとなることも多い人だ。 […]

コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−02、寮の飯、学食の飯、ストイックな食生活。

寮の飯、学食の飯、ストイックな食生活。 学校生活を始めるにあたって、やっぱり大事なのは食いもんだ。特にわしは口卑しいんで 食うことが先にくる。 杭州って大都会だ。美味しいご飯やさんはいくらでもある。しかし、長期滞在で そいいうところに行きまくっててたらお金がいくらあっても足らんのやないやろか? 学生寮に入って暮らすと決めた以上は思い切ってストイックな暮らしに徹してみようと 思った。爺さんになってか […]

コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−01、杭州、西湖の畔。

杭州、西湖の畔。 さて、コロナで旅行に行かれへん日が続く。まだまだ当分は可能性がなさそうだ。 片雲の風にさそわれたいけど、まだ風は吹かない。 漂白の思いやまずといえども、まだパスポートどころではない。 やむを得ず、妄想の旅に出るか、昔の旅を想いやるか。 そんなおりから、ふと、もう10年近くなるのかと気がついたのは、中国の西湖の 畔にある美術学院に留学という形でしばらく滞在した時のことだ。懐かしくも […]

桜の季節、醍醐寺から石山寺へ、そのはずが?−04、観音堂を過ぎて、やっと?

観音堂を過ぎて、やっと? さて、大分奥まで上がって来た。 確かに醍醐の桜は立派なものだ。山の上まで登っても桜が咲きこぼれているんやろか? 案外なんもないかもしれん。 あるいは、とても凄い風景かもしれん。 早く見てみたい。 気持ちは少々焦り気味ではあるが、まだ醍醐寺の境内にいる。 この先に観音堂があるらしい。 そこは西国第十一番の札所でもあるらしい。 てなことで友人が御朱印をもらいたいと言う。 御朱 […]

桜の季節、醍醐寺から石山寺へ、そのはずが?−03、金堂、不動堂あたり。

金堂、不動堂あたり。 さて、先を急ぐと思いつつ、このまま折角の桜で有名な、秀吉の醍醐の桜の舞台でもある ここで、サラッと通り過ぎるのも悔やまれるんで、またまた中途半端な足取りになる。 そんな具合で次のエリアに。 カッコ良い仁王さんがいてはる。ここで次のチケットを切ってもらう。 横道が一杯あってどこがどおなってるんかようわからん。 とにかく奥へ奥へ行くはずだ。 巨木があって、その奥に杉の森が見える。 […]