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紀行文

コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−22、西湖文学散歩、白堤へ。

西湖文学散歩、白堤へ。 美術学院の学生暮らしは、毎日殆ど同じことの繰り返し。朝起きたら、西湖のほとりを散歩して、 飯を食ったら教室に行く。昼飯まで頑張って、昼飯食ったら、ちょっと昼寝。 この時に昼寝の習慣がついた。午後はまた教室に行って、宿題、課題をやる。 夕方、また西湖のほとりを散歩してから、晩飯を食って、寝るという繰り返しだ。 それ自体もいろんな変化があって楽しいし、土日になったらいろんなとこ […]

コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−21、古刹、「霊隠寺」へ行って見る。

古刹、「霊隠寺」へ行って見る。 さて、留学生活は段々と軌道にのってきてる。気持ちにも少し余裕がでてきたようだ。 平日は学校やから土日になったらあちこち遠出してみよう。 今ちょっと気になってるのは「霊隠寺」というお寺だ。 杭州ではとても有名なお寺だ。呉越の時代から続く相当な古刹らしい。 と言うても、わしは信仰心が篤いとかいうことは全く無い。仏教に興味があるわけでもない。 わしが杭州に滞在する終わり頃 […]

コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−20、杭州の電脳街へ行ってみる。

杭州の電脳街へ行ってみる。 爺さんになってから、学生寮に入って、留学生生活をするなんて楽しすぎる。 毎日がワクワク、ソワソワ、今日は何しよう、明日は何が起こるか? とても嬉しい。 ほんでもって、パソコンなんかはどうしてるかと言うと、とても快調であった。 寮ではWiFiが使える。そやからネット環境は何の心配もいらない。この頃はスマホを 持ってないし、中国の人たちにもスマホは普及してなかった。そういう […]

コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−19、素食(精進食)を食う。

素食(精進食)を食う。 毎日、毎日、杭州の街、学校周辺をあっちこっちアテもなく、ではなく、わざと回り道を して、知らない通りをできるだけ通るようにしながら歩き回っている。 簡単に言えば知らないとこばっかりだ。 最近、素食の店を見つけた。素食といえば中国では精進料理の事だ。珍しいといえば珍しい。 中国の人って、基本、加熱したもんしか食わへん。要するに火と油の料理が殆どだ。 そんな食生活で、しかもあん […]

コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−18、裏打ちを習う。

裏打ちを習う。 ある日の事、授業に行ったら、明日、裏打ち教室があるんで参加する人はどうぞと 言うことだった。構内にある、表装屋さんが、さすが美術学院やね、教えてくれるのだ そうだ。 参加費無料、これがいい。 てなことでその教室に行ってみる。 いろんな教室からいろんな学生が集ってる。 先生は、表装屋のおっちゃん。 いかにも、な、適当そうな、中国のおっちゃんそうな、人だ。 絹本みたいなのをやって見せて […]