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コロナ日和の日々、妄想の旅に出る。V国へ、H市からF市へ列車の旅−10、列車の旅が始まった。

列車の旅が始まった。 さて、発車の時刻が迫ってきた。 60分前に改札が開くようだ。開いたような気配がしてきた。こうなると、じっとしててもしょうが ないんで列車に向かう。 列車番号を確認して、自分の寝台を探そうと係員にチケットを見せたら前の方に行けと言う。 言われた通り前の方に行ったら座席列車ではないか。これは違うやんか、おかしいなあと チケットをようみたら1号車ではなく11号車とちがうやろか、前の […]

コロナ日和の日々、妄想の旅に出る。V国へ、H市からF市へ列車の旅−09、では駅に行こう。

では駅に行こう。 H市はこの国の南の端の方にある。ここから北の端の方にあるHa市までこの国を縦断する 列車が走ってる。更に言うと、連続はしてないけど、Ha市から中国に入っていける路線すらある。 つまり、Ha市から北京まで行く、あるいは逆のツアーすらあるくらいなのだ。 ポール・セローの中国鉄道大旅行に出てきそうな路線ではあるけど確かその本にはで取り上げられて なかった。ポール・セローといえば、鉄道旅 […]

コロナ日和の日々、妄想の旅に出る。V国へ、H市からF市へ列車の旅−08、密林の中でお茶をいただく。

密林の中でお茶をいただく。 手漕ぎの小型舟で支流をあちらこちら、確かに非日常的な迫力はあるんやけどジャングルばっかり 見てても少し飽きてくる。それを見越してか時々陸に上がる。観光ツアー用に何らかのアクティビティが 準備されている。例えば、地道を歩いて村に入ったら、飴を作ってた。よくあるパターンだ。 何でメコンに関係あるんやって思ったらココナッツキャンディというものらしい。 また、ある村では機織りを […]

コロナ日和の日々、妄想の旅に出る。V国へ、H市からF市へ列車の旅−07、密林の中の昼ごはん。

密林の中の昼ごはん。 そろそろかなと思う頃、舟が岸に着いて、島というよりは中洲のようなところに上陸することになった。 鬱蒼とした木陰の道を歩いて行くと農家の広場みたいなところに出た。 欧米人が好きなオープンテラスのような、木陰のなかのテーブル席はなかなかええ感じだ。 席は自由なんやけどわしらのグループは結構大きい。いくつかのテーブルに分かれて座る。 わしは英語で話かけられて、わかる時はええけどわか […]

コロナ日和の日々、妄想の旅に出る。V国へ、H市からF市へ列車の旅−06、大河の辺りに着いた、舟に乗る。

大河の辺りに着いた、舟に乗る。 河口の街、港街に着いた。H市内と同じように人が多いけど、どこかのんびりした空気が流れてる 気がする。あちらほどバイクが多くないせいか、喧しさも少し穏やかだ。真っ白な制服姿で 登校する学生たちが清々しい。そして目の前には海かと見紛う大河がある。 目の前に小舟がずらり。 興奮するなあ。向こう岸がはるか遠くにある。中国で見るような大河の風景だ。 ゴウゴウと流れて行く。 そ […]