中国、浙江省、古村の旅ー49、皤灘古鎮にて−1。
皤灘古鎮4つの川が永安渓も合流するところにあったのだそうだ。所謂水上交通の要所 にあったということで、昔から塩などの交易で栄えたところらしい。 その賑わいをまざまざと思わせるような通路も家も石造りの立派な商店街がある。 門には父子進士って書いてあるから親子で科挙の最終試験に合格したというお祝いの メッセージだ。この門を入ると商店街というか元商店街が真っすぐ伸びている。 昔はここが一大享楽の巷やった […]
皤灘古鎮4つの川が永安渓も合流するところにあったのだそうだ。所謂水上交通の要所 にあったということで、昔から塩などの交易で栄えたところらしい。 その賑わいをまざまざと思わせるような通路も家も石造りの立派な商店街がある。 門には父子進士って書いてあるから親子で科挙の最終試験に合格したというお祝いの メッセージだ。この門を入ると商店街というか元商店街が真っすぐ伸びている。 昔はここが一大享楽の巷やった […]
高迀古村の見学が終わったし、すっきりもしたんで、今日の予定は終わり、杭州へ 帰ろうかと思ってたら、ガイドさんが、ちかくにええ古鎮があるのを見つけたんで 杭州に着くんが若干遅くなるけど寄ってみませんか? と言ってくれる。それは 面白そうだ。それはどこやと言うと皤灘古鎮というとこやという。 また今までみたいに観光化が進んでない、言わば桃源郷みたいなとこに行けるんやろか? ちなみに桃源郷ってよく使われる […]
さて、案内を勝って出たお爺さんが、ドヤ顔をしながら、こんどはわしの家を見せて やると言う。 行き先をたどればさっきの昼寝じいさんの家とは違う家に向かってる。ということは 似てたけどべつじんだったのだ。 まあ、いくらなんでもすぐに目が覚めてわしらを追いかけてきたなんてのはおかしすぎる。 この爺さん、自分の家が自慢らしくお喋りが止まらへん。 どうやら庭の石が自慢のようだ。庭の石っていうても石庭みたいな […]
居眠り爺さんの家は相当に古くて由緒正しそうな家だ。 壁に歴代皇帝か科挙で偉くなった郷土の偉人かわからんけどお偉いさんの肖像画が 飾ってあるし、窓枠の彫刻なんかもちょっと違う。 もしかしたらスヤスヤ寝てるこの爺さんは只モンではないんかもしれん。 てなことを思いつつ、先に進む。 似たような土壁か日干しレンガか普通のレンガかようわからん建物が続く。 ここは古い村やからもっと古い長押の彫刻なんかがいっぱい […]
この村、今まで以上に面白いかも知れんと何故か期待が高まる。今回は浙江省の 観光化されてない村を巡っている。その狙いは的中したと言える。浙江省は昔の 南宋時代の首都がある杭州のあるところだ。きっと昔から文化のレベルは高かった のではないかと思われる。そやからどんなとこにいっても生活がある側に文化が あるような気がする。文化というのは何やろう。アジアの他の農村に行ったときと ちょっと違う。少し大きな家 […]