最近夢中で読んだ本、矢作俊彦、辻静雄、向井万起男他

安岡章太郎  「海辺の光景」    そうと知らずに狂っていく母と、自ら崩壊していく父との暮らしを    するどい感性できりとって語って行く。    深く深く考えさせられる本です。  「アメリカ感情旅行」    とても、1960年に初刊行されたとは思えない新鮮さを感じる旅行記    です。    人種問題やアメリカ人の考え方、生活の様子などが、しっかりとした    視点で描き出されています。     […]

文楽に思う

文楽はいいですね。 カーン、カーンと拍子木が鳴って、「とざーーい、とうざーーい」と黒子が始めると、一気に、緊張が高まり、集中していきます。 語りの太夫が、ここぞというところで、心をこめて、謳いあげる時は、ついつい、感極まって泣いてしまいます。 ああいう、感情移入は独特のものですね。 結構難しい、言葉遣いなので、しっくり分かっているとは、言えないけれど、どんどん引き込まれていくのが不思議です。 人形 […]

ジャズが前衛だった頃

久しぶりにジャズコンサートを聞きに行きました。 北京でも上海でも、ホーチミンでもバンコクでも、プラハでもブダペストでも 私が行ったことのある、大きな街には、必ずバーがあって欧米人が沢山そこにいて、ジャズを聞いていました。 多分、彼らは特別ジャズという音楽が好きというわけではないんだろうと思います。 多分、彼らの生活の中にジャズ音楽を含めた世界があって、そういう雰囲気の中ででくつろいでいるんだと思い […]

「正倉院展」と「応挙と芦雪展」

日曜日に、「正倉院展」と「応挙と芦雪展」に行きました。 奈良国立博物館と奈良県立美術館です。 今年は、西安、敦煌、ウルムチ、トルファンとシルクロードの街を沢山、旅行したので、「正倉院展」はとても楽しみにしていました。 敦煌の洞窟画やトルファンのベゼクリク洞窟画などには、明らかに天平文化で勉強したような仏の顔や女性の姿が沢山ありました。 正倉院の宝物も多くは、このようなところから渡来したものだろうと […]

ベトナムの漆器

漆器の工芸品もベトナムの特産品の一つです。 工芸品だけではなく、美術館なんかに行っても、漆塗りの絵画が沢山あります。ホーチミンは絵画も盛んなところで、あちこちで作品が売られています。漆塗りのものも多いです。大きなホテルやレストランの調度になっているものもあります。 いわゆる中国調の調度だけでなく、現代絵画系のものも沢山あります。 カラフルなものが好まれるようです。 これは、工芸品屋さんで見つけたも […]