恐るべし4百年の味、川端道喜

「京都の笹じゃないと、香りが出ないんですよ。でも今年は、笹が手に入りにくくて・・」、「笹の花が咲いたんですよ」、「それで、仕方がないので、中は京都の笹で、外は信州の笹を使ってるんです・・」。 「道喜の店は、応仁の乱の時に疲弊した天皇家に毎朝かかさずに朝がれいを献上しつづけた店なんです。それで、その為の道喜門というのまで造っていただいたんです」、「うちは、店を大きくしないで、伝統の味をずーと守ってい […]

鯖な一日

鯖の押し寿司は大好きです。 上に敷いた薄い昆布と酢で締められた分厚い脂ののった鯖の身、それから押されてよく締まったご飯。味と香りと歯ざわり、口当たり、所謂口味が渾然一体となってバランスよく感じられたら、すばらしい鯖寿司だという事です。 京都下賀茂の方に行く事があって、車で走っていると、花折という鯖寿司屋を見つけました。 あの鯖街道、花折峠を通って上ってくる鯖を寿司にしたことから始まったのでしょう。 […]

映画、「エディット・ピアフ~愛の賛歌」

映画、「エディット・ピアフ~愛の賛歌」を見ました。 小柄な体ですが、はりのある大きな声で力の限り歌うピアフの歌を久しぶりに聞きました。大きな感動でした。 この映画を見ていて、ジャニス・ジョプリンを思い出しました。 同じように大きな声で力の限りシャウトするのが魅力の歌手です。 でも、あのようなパワーとテンションを維持するの為に、酒や麻薬におぼれていったのでしょうか。 名声と歌への想いと、生き様とのバ […]

もう一つの老上海料理、阿山飯店

「○×??は?」、「ないよ」、「じゃあ、●△??は?」、「ないよ、ここに掛かっているだけだよ」、「じゃあ、魚のお勧めは?」、「△▲●・・」、「じゃあ、それを(よくわからないがしょうがない)」、「鶏のお勧めは?」、「□■・・」、「じゃあ、それを」、「野菜のお勧めは?」、「%&$・・」、「じゃあ、それを」、「冬瓜スープある?」、「あるよ」、「点心は?、八宝飯、人気だよ」、「甘いのはね・・、でも、まあい […]

最近夢中で読んだ本、R・D・ウイングフィールド、村上春樹

R・D・ウイングフィールド、「クリスマスのフロスト」 もう10年以上たつでしょうか。 イギリスの田舎に仕事で行った事があります。 夜になると、経験したこともない、漆黒の闇がありました。 殆どの交差点がロータリー式で信号が殆どありません。 リタイアした老人ばかりの街でした。 この本を読んで、とたんにそのような英国の田舎が目に浮かびました。 そこで頑張るフロスト警部、どじで間抜けで、憎めない。 でも、 […]