映画、「シッコ」

映画、「シッコ」を見ました。
相変わらず、マイケル・ムーアの映画は痛快です。
大国アメリカの病める部分にどんどんどんどん切り込んで行ってます。
それにしても、アメリカの保険制度がこれほど酷いものだとは知りませんでした。
こんな事なら日本のほうが、あんなに問題があってもまだましだと思えるくらいです。でも、日本の問題も見過ごしてはいけません。
他人事ではないのです。
ぶれない目でものを見る姿勢をわすれないでいたいものです。
今回はあまりにも分かりやすかった。
9.11の英雄にも救いがないのですから。

こういうこれを見たのは台風が去ったその夜でした。
前の夜は、出張で群馬県。台風の真っ只中でした。
暴風雨の予兆の中、ふらふらと飲みにでて、あんのじょう、
飲み屋の中で閉じ込められてしまいました。
客は私だけ、
外は暴風雨。
中々いい夜でした。漱石の「行人」みたいなシリアスな夜でもないし、荷風の「隅東奇譚」みたいな粋な夜でもなかったけど。
思わぬ雨宿りっていいものです。

sicko070913  。。

  。。