絵の仲間達と共同個展をしている

何かのはずみでつい盛り上がって、和歌山の絵の仲間達と共同個展をする事に
なった。売るのが目的のプロ集団やないからまあ人それぞれに描いた絵をいろ
んな人に見てもらえたらええなあというつもりだ。
それで場所はと言うと、大阪船場に古くからある、その名も船場ビルディング
というやつだ。船場センタービルとは違う。

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大正時代からあるレトロな建物で当時のまま保存されているという貴重な建物
だ。有形文化財に指定されていて、この建物を目当てに見学しに来る人も多い
らしい。
古い建物ながら、その古さとレトロモダンな感覚が人気で、ビル内にある50
幾つのテナントは満員状態で空いてもすぐに埋まるという状況なのだそうだ。
たまたまこのビルのオーナーの方の出身が和歌山県の粉河という所で
私の和歌山の絵の仲間達の根拠地も粉河なのでそのご縁ということでギャラリー
をお借りすることになったのだ。

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「そんな由緒正しいとこでやるんはわしらには似合わへんやろ。恥ずかしいで。」
って思たり、「そうは言うもんのギャラリーって名前はかっこええけど、古い
ビルの唯の地下室やで、倉庫か自転車置き場と間違てだれも来てくれへんのちゃ
うやろか?」との声もある。
現にわしの友達かって、
「えらいとこでやるんやなあ。思わず帰ろかなあって思たで」と言うとった。

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そんなことなんで、ええか普通のギャラリー展とはちょっとちゃうけど、まあ
やってみんとわからん。
と言うことで今週の月曜から地味にやっている。
出店メンバーは5,6人でそれぞれ2~4点ほどの出品だ。

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元はといえば、全員、中国人の妖しい老師から絵を習った仲間だ。
同じ人から習ったとは絶対わからんほど、それぞれ個性豊かに変化している。
それを見て貰うのは面白いかもしれん。

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そう言えば、開会早々に見来てくれはった人で、わしらと同じ妖しい絵の老師
に習った事があると言う人がいた。
なんということか。
妖しい中国人の縁というのもすごいもんだ。
番をしてると殆ど暇やけど、たまに入って来てくれる人がいる。
知り合いを除けば、このビルのテナントに入ってはる人も多い。
こういう特別な性格のビルなんでやっぱり独自の感性を持った人が多そうだ。
それ故に内部も独特の雰囲気が漂っているように思う。
そういう雰囲気を感じた通りすがりの人が興味を持ってきてくれる場合もあり
そうやし、建物自体が目的で見に来てついでにという人もありそうだ。
出会いはいつも面白い。

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それにこのあたりは、おいしいところが一杯ありそうなんで楽しみだ。
今週土曜の14時までやってますんでよかったら覗いてみて下さい。
私は、金、土といます。

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ありがとうございました。