最近夢中で読んだ本、大崎善生、R・D・ウィングフィールド

  • 2007年10月16日
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大崎善生、「ロックンロール」
すべての始まりは、ジェフ・ベック、「Cause We`ve Ended As Lovers」
いい時代のいいロックです。
ギターが鳴かせます。
女との不思議な出会いが、ジョージ・ハリソン、「All Things Must Pass(悲しみの恋人達)」
パリで書き始めた小説は果たして書き上げられるのでしょうか。
レッド・ツェッペリンの「Rock`n Roll」、「Stairway to Heaven」
To be a rock and not to roll.
そういわれても悲しいけど、やっぱり転がっているんですよ。
頭の中で、あの懐かしいロックンロールの世界が鳴り響きます。
いつか来た道。転がりだした石もどこか止まるのだろうか。

R・D・ウィングフィールド、「フロスト日和」
面白いので、次々に読んでしまいます。
実に憎めないおっさんです。
コロンボをもっとずるずるにしたような人。
目の前の張ったお知りにがまんできなくて、「カンチョー」をやるんですよ。
場所はイギリス。いつも寒い。
いつも雨。
いつも連続殺人・・。
くだらない冗談と下品な会話。
ストリッパーの正体は以外にも・・
下院議員の息子の罪は・・
それでも、事件は意外な展開と結末に。
一気に読ませます。

rock071016

毎週火曜は、最近夢中で読んだ本の話です。