一度は、東京国立博物館に行ってみたいと思ってました。
企画展もいいのですが、常設している東洋館でアジアの美術をじっくり見てみたかったのです。
今回、たまたま仕事が早く終わったので、上野に回ることにしました。
平日とは言え、大徳川のビッグネームからでしょうか、なかなかの盛況です。
なかなか、かなり並んで待たないと、一点一点じっくり見るわけにはいきません。
それでも、気になる物は足を止めて眺めてきました。
やはり、茶道具はすごい逸品が沢山ありました。
きちんと値打ちがわかるわけではありませんが、素直にいいものはいいと感じました。話題の茶入れはすばらしいものです。こういうものが日本独特の感性で生まれたものだと思うと誇らしいものです。
噂の源氏物語等など、沢山のお宝でした。
その後、東洋館に回りました。
発掘品から石仏、陶磁器、書画等など、沢山のコレクションがあります。
しかし、残念ながら、ガツンと気持ちをひきつけるものがありませんでした。
どうしても、好みの陶磁器や、書画に目がいくのですが、「お前を待ってたぞ」というものには出会えませんでした。
まだまだ隠れているのでしょう。
私としては、やっぱり、陶磁器は大阪の東洋陶磁美術館で勉強しようって気持ちを新たにした旅でした。