最近夢中で読んだ本、原宏一、丸山勇

  • 2007年10月30日
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原宏市、「床下仙人」
 毎日毎日、殆ど家にも帰らず、仕事仕事に明け暮れる人は気をつけましょう。
「あなたがいたら、何だか落ち着かないの、仕事で外にいるほうが気楽でいいわ」、
「あなたなしの生活でリズムができているの、あなたがいるとリズムが狂ってやるづらいわ」。
なんて言われたり、ほのめかされたりしている人は気をつけましょう。
床下に誰か住み着いていますよ。
貴方がいない間に、家族と仲良くしていますよ。
そのうち、乗っ取られますよ。
結構シュールなお話ですね。
「派遣社長」、「シューシャインギャング」、いかにもありそうな話。
面白いです。

丸山勇、「ブッダの旅」
釈迦が生まれ、修行し、悟りを開き、布教活動を行い、そして死ぬまでの足跡を、
その地の写真をふんだんに入れ辿ってくれます。
まだ、三回くらいしか、インドには行ったことはありませんが、
あの価値観が混乱するような雰囲気は気に入っています。
そういう国の中での、釈迦の静謐な生活。
実際はそうではなかったのかもしれませんが、風景からは、ひたすら
静謐さがただよってきます。
一度この目で見てみたいと思っています。

yukasita071030

毎週火曜は最近夢中で読んだ本の話です。