時間つなぎのお好み焼き

大変だ、後5分くらいしかない。急いで食べなくちゃ。
でも熱い。でも美味しい。
はふ、はふいいながら急いで食べている。
ビールとお好み焼きだ。
最近は少し時間ができたのだろう。好きな映画に行く機会にも時々めぐまれる。
仕事が終わって、急いで映画館に行き、チケットを買ってから、時間があったら腹ごしらえだ。
せいぜい30分。
そういう時に何を食べるかだけど、考えてしまう。
一人だし、時間が少ない、ビールも飲みたい。
それで、お好み焼きというパターンが最近の傾向だ。

お好み屋さんも、昔ながらの庶民の食べ処といった感じの店が少なくなってきている。
店造りやメニューも今風になって、若者をターゲットにしている感じだ。
当然、その分コストにも跳ね返っている。
まあ、間違いとは言わないけど、ちょっと寂しい。
昔、何かの本で読んだ事があるけど、「メニューを見て、名前が長くて、わけが分からんほど、味がまずいものだ」
という話、よくわかる。
その時は、イタリア料理とか、フランス料理の話だったけど、庶民の食べ物でもそうなりつつあるようだ。

簡単明瞭、「豚玉一丁」とか「イカ玉一丁」とかの世界がなつかしい。

okonomi071114

毎週水曜は食い物に関する話です。