大黒のかやくご飯

道頓堀の近くで昔ながらのかやくご飯のおいしい店があると聞いた。
そういうヘルシーでおいしいものがあるのなら行ってみないと行けない。
地図で見ると道頓堀、松竹座のあるあたりの御堂筋を挟んで西側のちょっと裏手にある。
店はすぐに分かった。「昔からある」というとおり、暖簾と提灯がちょっと古めかしくて
感じが良い。「気取ってて、混んでたらいややな」と思いつつ中に入った。
「いらっしゃい」と声がかかる。
がらがらではないが席がある。
「何にしましょう?」
メニューを見ながら、周りの人が何を食べてるか様子をさぐる。
「えっと、かやくご飯と・・・・汁・・・」、「白みそですか?赤みそですか?」
「えっと・・・赤みそで・・・アサリが入ったやつ・・・」
「はまぐりです」とびしっと返される。
「えっと・・そのはまぐりと・・・ぬたと・・・(斜め向かいをみると小芋がおいしそう)
・・・小芋下さい」
ちょっと待っていると、左前の席の人のところに鰈の煮付けがきた。
「しまったあれがうまそうやったなあ」
平日だが、そこそこ一杯だ。誰か帰る頃、誰か来る。並ぶほどではないが、がらがらには
ならない。
料理がでるのにも時間がかかる。丁寧に作っているのだろう。
「来た」
味噌汁が熱々だ。こういう配慮は大事だ。おおぶりのハマグリが入っている。
さっきは失礼。
しかし値段はかなりのものだ。これだけで1500円を少し越える。
値段に比べて味はどうだろう。
確かに良い味だ。全ては下ごしらえから実に丁寧にしてある。
全て薄味だが、しっかりと上品な味がある。
「いいものを食べている」という気がする。
妖しさと勢いと庶民の感覚を食わせるB級飯も大好きだが、こういうちゃんとした味わいも
大事なものだ。
「おいしかった。ありがとう」
しかし、ちょっとだけ高いなあ、やっぱり。

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店名 大黒
ジャンル 和食
住所 大阪市中央区道頓堀2-2-7
電話 06-6211-1101
営業時間 11:30-15:00 17:00-20:00
定休日 日月祝
メニュー 日本語
言語 日本語

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