「ママがロックンロールしてたころ」
東山彰良 著。
「ペイジ憶えてないだろうけど、あんたのママだよ」
メッチャ、ロックな話。
ええですなあ。
とても軽くて、読みやすい。物語が疾走する。
僕の名前は、久保田炳児。父親が、ジミー・ペイジの名前からとったらしい。
十歳の頃。いきなり母親と名乗る女性がバイクに乗ってやってきた。
「ペイジ憶えてないだろうけど、あんたのママだよ」。
サイドカーに乗せられて、2日間旅をした。
僕から逃げて今まで何をしてたの?
普通の大人が生きていくのに必要なこと、かな?
エエですなあ。
ロックですなあ。
若い時は天才ギター少年・・・
自分が天才だと信じた代償をいまだに払いつづけているのに・・・
今は、CDショップでバイト暮らし・・・
ロックですなあ。
店に座薬女がやってきた。わかっているぞ、お前たちが松嶋青葉を隠しているのは。
女の名前は岡村孝子。同姓同名です。
とても深い話が隠れていた。
DVが・・・
臓器移植が・・・
ロックですなあ。
自分に足りないもんがわかっても 手に入らない
キングコブラのお母さんは2ヶ月間何も食べないで巣を守る。
とても面白い。
ロックンロールが迸る。

わしの勝手なお勧め度。
星五つ。
「飛鳥の古代史 大化の改新と日本国誕生の謎を解く」
瀧音能之 著。
「日本」が誕生した変革の100年史。
歴史ってとても面白い。
特にこの時代あたりの話が好きですなあ。
昔、学校で習った歴史の常識が今やどんどん覆って来てる。
研究が進んで、新しい事実が明らかに。
その頃や、その後の権力者に不都合な真実・・・
古事記や日本書紀に巧みに捏造されていたこと・・・
歴史学者の思い込み・・・
いろいろありますなあ。
その間に、新たな遺跡の発見、発掘。
その出土品の研究、解明。
こういうエビデンスに裏付けられた新たな研究解釈。
曖昧なまま筋道を建てられてた歴史の世界が、より現実的に立ち上がる。
とても面白い。
第1章 日本初の女帝誕生と飛鳥遷都の謎
第2章 聖徳太子の謎
第3章 皇祖となった大王・舒明天皇の謎
第4章 大化の改新と蘇我氏滅亡の謎
第5章 日本史上唯一・石の都建設の謎
第6章 古代最大の危機白村江の戦いの謎
第7章 「日本」と「天皇」誕生の謎
第8章 藤原京造営と飛鳥廃都の謎
まるでミステリーを読んでるみたい。
次々と明らかになる謎。
ついに秘密は暴かれたか?

わしの勝手なお勧め度。
星五つ。
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