こ の日は用があって京都に行った。
昭和ノスタルジックな洋風居酒屋「京極スタンド」でご機嫌になったあと、用をすませようと岡崎公園に向かう。
その前に、ちょいと寄り道。
気分は昭和。
折角やからちょいと祇園の裏通りに向かう。
途中で思いたったんで、随分もどる。
なんだか観光客が少ない。
普段やったら、和服をレンタルした若い人たちがうようよといてるはず。どこでも立ち止まってスマホ撮影。ポーズを決めてはるのに。なんだか静かだ。
例の問題で、ある国の観光客が急に減ったせいか。
街中でも、地方でも、随分少なくなった。
商売してる人は、お客が多ければ多いほどエエかもしれんし、観光で飯食ってる人たちも痛手はあるんかもしれんけど、ホッとしてる人も多いんとちゃうやろか。
最近はとかくオーバーツーリズムとか、観光がらみのトラブルが多かったし、わしら爺さんたちも出歩くのに、あちこち混んでてめんどくさかったりしてたけど、一段落したかもしれん。
静かなのはエエ事だ。
石碑あり。
ついでにと思ったのはこの石碑を見ていこうと思ったからだ。
「かにかくに祇園はこひし寝るときも枕の下を水のながるる」
吉井勇と詩である。
大正、昭和の耽美的なやつ。
元貴族のお金持ち。祇園遊びが大好きな人。
うらやましい。
きっと意味わからんと写真とってはる観光客もいてるやろ。
なんせ、大仰に石碑やら説明板があるんやから誰が見てもそれなりのもんに見える。
川沿いには、料亭? お茶屋さん? わからんけど、そんな店がならんでる。
わしには縁のない世界である。
夜になって、ぼんぼりに灯りがついたら、きれいな舞妓さんなんかがお座敷にあらわれて、
「ごめんやして」とか、
三味線に合わせて、「あっ」とか、「ほれっ」とか、
「あれさっ」とか、「こらさっ」とか
「きゃっ」とか
いろいろと盛り上がるんやろか。
知らんけど。
それは、この辺と違う? もっとあっち?
わしらには縁のない世界である。
川はなんでも知ってる。
知らんけど。
てなことで、岡崎公園に向かう。
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石碑の場所。
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