最近読んだ本、「闇のオディッセー」、「風の又三郎」。

  • 2025年12月28日
  • 14人

「闇のオディッセー」。

ジョルジュ・シムノン 著。

あじあん

「ある夜、彼はとうとう決心する。死ぬか決着か? 船出の時がきた」

よく映画になる巨匠の名作。
この本も、ルネ・クレマンとアラン・ドロンで映画になった。知らんかった。
ジャン・ジャポ医師は裕福な産科医であり、大学教授でもある。豪華な家に住んで、一等地で開業してる。
何不自由なく、豊かで満ち足りた暮らし?
女がいる。秘書のあの女が全てを仕切っている?
何かおかしい。悪い夢を見る。何かがわしを追い詰めようと?
もしかして、あの手術が・・・・
もしかして、あの治療が・・・・
日々の圧力感は増すばかり・・・・
こんな暮らしから逃げ出したい。
作家の企み通り・・・・ジリジリと・・・・能の舞台のようにジリジリと・・・
もしかして、あのぬいぐるみような娘が・・・
いつのまにかいなくなった・・誰が・・・何があった・・
あの娘の彼氏が・・・恨みを抱いて・・・
あの新聞記事は?・・・
ジリジリと・・・
このピストルはなぜここにある?・・・
とても面白い。
果たして彼はどうなるのか・・・
能舞台のようなジリジリがとても面白い。
映画で見たら、どうなんやろ? もしかして間が抜ける?
こんなミステリーもええではないか。

 

あじあん

わしの勝手なおすすめ度。

星四つ半。

「風の又三郎」。

宮沢賢治 著。

「谷川の岸に小さな学校がありました。教室はたった一つでしたが、生徒は一年から六年までみんなありました。

短編集である。
やまなし
貝の火
蜘蛛となめくじと猫
ツェねずみ
クンねずみ
鮭のゴム靴
二十六夜
雁の童子
十月の末
フランドン農学校の豚
虔十公園林

鳥をとるやなぎ
祭の晩
グスコーブドリの伝記
風の又三郎
とても良い。
とても新鮮。いままで、読んだようでほとんど読んでなかった。
感動の嵐。
ときにシュール。ときにビター。
いろんな寓話なんかが背景に埋め込まれてる・・・
自然の描写。心象の描写。なんだかとても心にささる。
ええですなあ。
絵に描きたい場面がいっぱい。
激しくインスパイアされてしまった。
絵を描こう。

 

わしの勝手なおすすめ度。
星五つ。

あじあん

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