ある日、ミャンマーがやってきた。懐かしい。

ある日、知人から連絡があった。

知り合いのミャンマー在住の日本人が帰ってくるんで、一緒に会いませんか。
という話だ。
もちろん大賛成。ミャンマーの話が聞ける。
その知人は、わしが前に出した「ミャンマー水墨紀行」という本を買ってくれていて、
わしがミャンマーにいたく関心を寄せてると考え、紹介してくれたのだ。
で、さっそく昼酒をやりながら、うっちゃらかったら・・・
昨日、日本に帰ってこられたばかり。ミャンマー最新情報だ。
昼酒を飲みながら、タラタラと・・
微に入り細に入ることもなく・・・　おもいつくまま・・

先日起こった大地震。えらい被害が報道されてた。
彼は、ヤンゴンに住んでいるとのこと。マンダレーのあたりは報道通りの酷い状況ではあるけど、ヤンゴンではあまり被害は大きくなかったみたい。
曰く、ちょうど道路を歩いてたけど気が付かなかった。という。
一時、邦人1名行方不明って報道あったけどって言ったら
私のとこには問い合わせ、確認ありませんでした。って。全員チェックしてるわけじゃないの？
やはり、軍政は市民にひどい重石みたい。
いろんな制約がある。
彼は、ミャンマーからの留学生を日本に送る仕事に関わってるみたいやけど、
いろいろ大変みたい。
外国人が国内移動するのもたくさんの制約があって、旅行もままならない現状らしい。
これを機会に、ミャンマーに旅できたらなんて考えたけど、どうなんやろ？
まだ、厳しいんやろか。
前から気になってた、蓮の茎の繊維を取り出して、織物にするっていうやつ。
確かにミャンマーにはあるらしい。
そうなると是非見てみたい。
しかし、大丈夫やろか。
なんだかんだといろんな話をしてるととても楽しい。
いろんなことを思い出した。
パアンやモウリャミンの旅はとても楽しかった。しかし、今はかなり行き難いようだ。
てなことで、盛り上がりつつ、お土産をいただいた。

「ラペットウッ」というサラダを作るセットになったやつだ。
メインは発酵茶葉。この風味を楽しむためのモノだ。
フライドビーンズとか干しエビとかナッツみたいなのが入った袋がついてる。
キャベツの細切りとミニトマトなどを用意して、ザクッと混ぜるだけ。
実に簡単。

生ニンニクや、魚醤なんかがあるともっと良いみたい。
生唐辛子も必須みたい。
でも、とりあえずあるもんだけで混ぜてみる。
なるほどこうくるか。
とても美味しい。
とても爽やか。それにビーンズなどのシャキシャキ食感が気持ち良い。
そして、ほのかに茶葉の発酵の香りが漂う。
独特の風味だ。
たしかに、これにニンニクや唐辛子が加わると更においしくなると思う。
こんどは、ちゃんと揃えてみよう。
そういえば、ミャンマーでいろいろ食ったときに、かならず野菜セットみたいなのがついていた。
それは、こういうやつでもあった可能性がある。
優しくて穏やかで、独特で、心休まる食べ物であった。
ええですなあ。

とても良いところであった。

まだあまり観光化されてないところが多い。

素朴な原風景みたいなところがいっぱいあった。

どこをみても懐かしい感じがする。

仏教遺跡がたくさんある。

日本の心に通じるところがたくさんあるのではなかろうか。

ミャンマーに行きたくなった。

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