100号はでかい。
時々公募展に出すために大きい絵を描く。
最近は100号が多い。
大きいのはいっぱい描けるんでええとこもあるけど、いっぱい描かんなんから面倒でもある。
しかも墨がいっぱい要る。
これがまた大変。
磨って磨って、また磨って。いつまで経っても終わらへん。
でも最近はええ方法見つけた。なんでしょう。
構想がなかなか浮かばん。
大きいのは大きさに見合った発想が必要。
しかし、わしのようにせこい精神で固まってしまってると、なかなか雄大な発想が浮かばへん。
チマチマ、ちまちまではみっともないだけである。
そんなことで、なんとか捻り出して仕上げてはみたものの、たいしたことありませんなあ。
それでも出品したら、やっぱりあえなく撃沈。
まあ、そんなもんですわ。
それでも懲りずに、ほとぼりがさめたらまた挑戦。
老いの執念ですかな。
しかし、一回書くと、裏打ちした紙をパネルに貼ったやつが出来上がる。額は使い回ししても、パネルはどうするか。そのまま、置いておいたら、狭い家はすぐにパネルで溢れてしまう。
困ったもんだ。
そこで、紙を剥がして、丸めておいて、パネルも使い回しする。
手間がかかるけど、しょうがない。
で、近々、個展をやることにした。
その時に折角やから大きいやつも見てもらおうかと思ったりする。
しかし、運ぶのが大変。
小さな車に無理に積んだら他の作品が入らへん。
そこで思いついた。
そうだ屏風にしよう。
前にも、画仙紙、全紙サイズの絵をつないで衝立を作ったことがある。
こんどは、100号サイズ、130x162cmサイズやからそのまま使える。
真ん中で半分に折る。
これやったら運べるサイズになる。
広げたら全部見てもらえる。折ったらちょっと立体感がでるかも。
屏風ができた。
わしがやったんとちゃう。表具屋さんがやった。
ベトナムのドンバン地方、MaPiLeng峡谷のあたりの風景を絵にしたもの。
まあ、面白いと、自分ではおもう。
裏にも、別の絵を貼ってみた。
てなことで、よかったら、個展も見にきていただけたらありがたい。
他にも、色々描いてます。
「旅を墨絵に 泥魚水墨画展」
日時
4月8日(火)ー13日(日)
火ー金 12:30−19:00
土 12:30ー18:00
日 12:30−16:30
場所
「ギャラリー1616」
大阪市浪速区恵美須東1丁目16−16
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会場の地図。
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