「墨絵で文字遊び 四文字編」、出版した。
よくある四文字熟語。
それを使って篆刻を彫ったり、墨絵を描いたりすることがある。
漢字ってけっこう奥が深い。その意味を考えるだけでなくて、それから連想してどんな絵が浮かぶかもまた楽しみの一つなのだ。
まんまでは芸がない、おもろない。
ちょいと捻ってみる。ちょいと曲げてみる。ちょいと遊んでみる。
墨絵を描くアイデア作りの練習にもとても良い。
いいのができたらとても楽しい。
てなことで、文章と絵のセットで少しずつ描き溜めてきた。
気がついたら、結構溜まっているではないか。
これを本にしたら、面白いかも知れん。
誰も興味ないかもしれんけど、わしには面白い。
しかし、本を作るには結構ハードルが高い。
随分前に1冊目の本を出した。
「ミャンマー水墨紀行」というやつだ。
完全自費出版で、そこそこお金がかかった。在庫がたくさん家に積んである。
この時いろいろ勉強した。
本を出すからには、本屋にならべてもらうのは無理でもアマゾンに並べてもらったら、買ってもらえる場合もある。
かもしれない。
しかし、アマゾンで売るのは結構ハードルが高かった。
本にはISBN番号を記入しないといけない。これがないと本屋で売る本と認められないのだ。
これがまた結構大変。それでもネットには情報がいくらでもある。なんとかとれた。
アマゾンと契約、この手続きも面倒。
やっと掲載、在庫をおいてくれないんで売れたらすぐに発送せんとあかん。
関係を維持するのがとても大変。
そのうち、あきらめた。
あれからだいぶ経った。
いろいろ描き溜めたやつがある。
そろそろ、なんかまとめて本にしてみたいなあって思った。
しかし、前の面倒を繰り返すのはいややなあ。
調べてたら、KDPという方法があった。
キンドル本として出版するのだ。
どうやら初期投資ゼロで出版できる。
ペーパーバック(紙本)でも、電子本でもどちらでも、両方でもOK。
いきなりアマゾンに登録されて販売される。
オンデマンドで出版するんで、紙本であっても、注文があったら印刷して送られるのだ。
つまり在庫はゼロなのだ。
執筆者といえども自分で買うのだ。
これって、なかなかええではないか。
値段設定もとてもわかりやすい。印刷代とAmazonの手数料とわしのロイヤリティ。
墨絵といえども、カラー印刷したい。ちょい高い。
しかし、わしのロイヤリティを限りなく小さくするとそこそこリーズナブルな価格にできる。
自費出版でかかる初期費用から捻り出すより、随分考え方が楽になる。
これがいい。
データ作成も、敷居が高くない。
PDFデータが作れればまず大丈夫。今使ってるアプリで行けそうだ。
表紙やなにかでアマゾンなりの規則があるけど、それもテンプレートがあるんでそれに合わせれば問題ない。
原稿作成から、いきなり出版ではなくて、レビューや校訂の段階も踏める。
それで、入稿したら、アマゾン側のチェックがあって、その後、販売となる。
とても明瞭で、素早い。
てなことで、「墨絵で文字遊び 四文字編」、出版完了。
ペーパーバック 1300円+税、電子版 350円。
アマゾンを開いて、「キンドル本」、「本」、「すべて」 どれかのカテゴリーで検索したら出てくると思います。
内容は、「サンプルを読む」をクリックで様子がわかると思います。
B5サイズ。40語の言葉に其々、勝手気ままに文と絵をつけて遊んでみました。
よろしくお願い致しまする。
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