四文字遊びシリーズ。「先手必勝」、「阿世曲学」。

「先手必勝」。

ある日のお昼前。

車で、郊外の山の上についた。

ちょっと、有名? 知る人ぞしる? レストラン、カフェ?がある。

わしより、ちょっと早く着いた人がいてる。

急いで、順番とりにいかねば。

あの人たちの次やから出遅れたかな?

ところが、その人たちは、入り口風景やら、何やら記念写真を撮り始めた。

えっ、ラッキー。その隙を縫って、わしは店頭のカウンターへ。並ばずに席をゲット。

してやったり。

ある日の早朝。

今日は大丈夫やろ。あるクリニックの受付時間前。開始より、1時間以上ある。

角を曲がって、門のとこを見たら、なんともう5人は居てはる。

早よ来たから、先に病気がよくなるわけでもない。

待つ時間が少し減るだけ。一人の違いが大違い。

困ったもんだ。

電車を降りて、住宅街を進む。

誰も歩いてない。閑静なあたり。

人が一人歩いてはる。ん? こんなとこ歩く人は?

もしかして、まさか。同じとこに?

わしは急いでみる。向こうはもっと急ぐ。最初の距離の差は縮まらへん。

やっぱり同じ店を目指してはった。有名な行列のできるカレー屋さん。

その人は店内へ。わしは。「ちょっとお待ちください・・・」外でまつ。

残念。

こんな競争浅ましい。

「阿世曲学」。

困っても電話ができへん。

最近はなんでもかんでもスマホのアプリになってしまった。

しかし、使ってて時々ドツボにはまることがある。変なことしてないのに動かんようになる。何をやっても先に進まない。

リセットしても、再インストールしてもあかん。

しかも、動かんと困るやつ。お金やら大事な事に影響するやつ。

昔やったら、担当窓口に電話するところだ。

しかし、最近は電話の窓口はまず無い。どこを探しても出てこない。

いろいろやってても、「よくある質問」とかに誘導されるだけ。

それで解決することはほとんどない。

焦って、探しまくってやっと電話窓口が見つかったらすぐに解決してしまう。

どないなってんねん。

街中でも機械に怒られる。

例えば、チケットなんかの自動販売機、窓口で一言ですむやつを、あれやこれやと選択ボタンを押さんと先に進まへん。何段階か進んで、希望の選択肢がない。最初に別のとこを選んでなかったらあかんかった。

あるいは、前の段階で別のとこ選んでなかったらあかんかった。でも戻られへん。

また、1からやらんとあかん。

相手さんは、自動化省力化できてよかったかもしれんけど、こっちは手間が増えただけではないか。

機械がだめでも人が助けてくれる。

お金の支払いや、いろんな手続きなんか、カードやスマホがあったら全部機械でやってくれる場合が多くなった。

面倒くさくはあるけど、理屈がわかってる場合が多いんで、なんとなくやれる。

確かに便利なことが多い。

しかも、大抵の場合、モタモタしそうになったら、係員がとんできて、チャッチャと手伝ってくれて、あっという間に用が済んでしまう場合が多い。

意地を張って老化していく頭や体を無理に使わんでも、流れに任せておけば、スルッと用がたせるのだ。

老人天国。ありがたや。

ヘロヘロといきませう。

あじあん

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