九度山暮らしのある日、湯たんぽ暮らしは快適だ。

そろそろ春の足音が聞こえつつあるんやろか? 少し前までは毎日えらい寒かったんで
えらい違いになりつつある。しかも九度山暮らしは、堺市で暮らすよりは3、4度
気温が低いような気がする。それに風が強いんで体感温度はもっと低いかも知れん。
昼間は薪ストーブを炊いたりするんでそれなりに暖かいけど、夜は毛布だけで寝る
癖がついてるんで結構寒い日がある。歳をとると若い頃みたいに布団に入りさえしたら
大丈夫というわけにはいかんのでそれなりに厚着をする。というかヒットテックみたい
なのを着て寝るとわりとええ感じだ。しかし、足元が冷える時がある。酒を飲んで
我慢してたらそのうち寝てしまうんやけど、ええことを思いついた。湯たんぽを
したらええんとちゃうやろか?
というのは去年エベレストを見にネパールの山の中をトレッキングしてた時に、
山小屋泊をしながら歩いて行ったんやけど、その時に寝袋の中に湯たんぽを入れる
という対応をしてくれた。これがとても快適やった。2500メートルを超えるとこに
ある山小屋はとても寒い。トイレに行くのを二回に一回は我慢したくなるほどだ。
疲れきった体にとてもコタエル。
サブサブサブと戻ってきて寝袋に潜り込んで体を下にずらしていくと温かい湯たんぽが
ある。これはありがたい。湯たんぽに足元を巻きつけて寝るととても快適だ。
やっぱり足元を暖めると寝付きが良い。今回は特に高山病を警戒して酒を一滴も
飲まへんかったんで酒の力を借りて寝るといういつものワザが使えなかった。
それでも寝られたのは湯たんぽのおかげと言うしか無い。
てなことで湯たんぽはエエというのが頭の中に刷り込まれた。
てなことで九度山暮らしでも冬が来たんで湯たんぽを買うことにした。
ネットで買えば簡単だ。ブリキのやつが昔風でカッコイイ気がするけど触ったら
熱くてやけどしそうなきがしたんでシリコンのやつにしてみる。大きいのも熱そう
なんでちっちゃいのにしてみる。
こんなやつだ。
600ml.

使ってみると中々快適ではないか。足元がじわっと暖かくなる。寝る前に入れて
おいたら寝る時ちょうどええ具合になってる。
これは快適ではないか。
しかも、薪ストーブに火を入れてる時に鉄瓶をチンチンさせといて、そのお湯を
入れたら丁度エエ、省エネでお湯が供給できる。
それで朝まで暖かくて、朝起きてもほんのり温かいくらいだ。
夜は、薪ストーブ無しで、部屋の暖房もなしで、コタツも電気毛布もなしで寝てるけど
これでより快適に過ごせるし、しかもコストもかからへん。
至れり尽くせりなのだ。火鉢といい、湯たんぽといい、昔の人の知恵はええもんやなあ。
昔の人は偉かった。
今年はもう必要ないんかな?

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ありがとうございました。