さて、一応予定してた観光は終わった。
では、一旦我が家に来ていただこう。
客人は杭州市という大都会に住んではる。
今回、奈良、和歌山の田舎を案内してまわって、面白いことに気がついた。
山の中、田畑のなかの一軒家が多いというか、ほとんどが一軒家なのに驚いてはった。
今では中国は、ほぼどこに行っても高層建築が立ち並んでいる。
そういうマンション、アパートでの暮らしがあたりまえ、田舎で畑をしたり、家に薪を積んだりというのを見かけることはほとんどないらしい。
わしらが、中国の辺鄙な田舎に行って、日本の原風景みたいなのを感じて喜んでるのと、同じようなことを思ってはるみたい。
皮肉な・・というか、時代が変わったというか・・・
なんだか面白い。
我が家に来ていただく。
わしの家にきて、日本の民家に入るのは初めてらしく、たとえウサギに寝床でもええ経験やと喜んではった。
お茶を飲みながらいろいろ話をするのが楽しい。
いつになったら、前にみたいに気軽に中国に旅行できるのやら。
さて、話は尽きないけど、そろそろ帰る時間だ。
その前に晩飯を食って行って頂こう。
折角やから日本食。
田舎ではあるけど会席料理。昔からある老舗の「堺屋」さんに行く。
追加料理もいろいろ対応してくれるのでありがたいのだ。
時間通りに入ると、2階のテーブル席に案内された。
外国人やから椅子があるのがありがたい。
お客さんはあまりお酒を飲まないし、わしも運転やから飲めない。
酒なしの会食というのは残念ではあるがしかたない。
熱いお茶を飲みながら料理をいただく。
お料理がどんどんくる。
先付け的な。煮物的な。焼き物的な。
刺身もくるし、茶碗蒸しもくる。
一人鍋もぐつぐつしてる。
えらく量が多い。美味しいけど食べられへん。
わしは、胃が小さくなったんでもちろん沢山は食べられへんけど、客人にも多いみたい。
中国では、食席の接待は、ありあまるほど用意するのが礼儀なのだそうだ。
そういう意味ではよかったんかもしれん。
日本人や日本文化に慣れてるせいか、日本食も問題ないみたい。
美味しい美味しいって食べてくれてはる。
よかった。
ということで、長い1日が終わった。
外国人の旅の案内は難しい。
わしの勝手なおすすめ度。
星四つ。
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お店の詳細。
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店名 「堺屋」
ジャンル 割烹・小料理、会席料理、和食
住所 橋本市東家6-5-15
電話 0736-32-1230
営業時間 11:00-14:00 16:00-21:00
定休日 月曜日
メニュー 日本語
言語 日本語
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お店の地図。
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