九度山暮らしのある日、高齢者用スピーカーって、意外とに立つ。
「ミライ」と言うスピーカーをテレビにつけてみた。
わしのところではない。90歳をかなり越えたわしの義母の家の話だ。
わしには今のとこあんまり関係ないけど、これにするとえらくよく聞こえてるみたいだ。
今までは補聴器をつけてもよく聞こえてる風ではなかった。
自分1人の時は、かなり大音量で聞いてはったけど、わしらが
一緒にテレビをみると耐えられへん音量になってる。
字幕設定にしたりして音を絞ってもらったり、我慢してもらってた。
それが、これにするとかなり音を絞っても聞こえてる。
わしらがおっても気にならへんボリューム設定だ。
説明を見ると、振動板の形式が違うみたい。
音量が遠くでも減衰しにくいのだそうだ。
それに人が聞きやすいような周波数帯域が特化して強調されてるようでもある。
わしにはやや甲高く聞こえる。
音楽を聞くとかいう聴き方やと決して良い音質とは言えんけど、聞こえるか
どうかということに徹するのもええのんではなかろうか。
歳をとってくるといろんなところに弱点が出てくる。
わしもいつかこういう機械の世話にならんとあかんかもしれん。
こういう類の補助スピーカはいろんな製品が出ている。
ほとんどが音源を近くに移動するという考え方だ。
スピーカーを手近に置く、あるいは首にかける等々だ。最初はこっちを考えてたんやけど
どうもしっくりこない。
1人だけが対象やったらそれでも問題ないと思うけど、これを複数人で、聞くとなると
しかも、聞こえ具合が違うとなると機器の設置やら音量調整やらがかなり面倒そうだ。
しかも座る位置に電源を設置、ブルートゥースを設定、いろいろややこしいし、
うまいこといくかどうか疑問が沢山あった。
それでこの方式には踏み切れへんかった。
ミライの方は、音源を近づけるというよりは、音を近づけるという感覚のようだ。
つまりスピーカーから出た音が減衰しないで、あるいはし難く、耳まで届くという
感覚。
買う前はほんまかいなって思ってたけど、返品可能というんで試しにつけてみたら、
効果が理解できた。
皆で聞いても普通に違和感なく聞けるのが良い。
イヤホン端子から入力をとる。電源スイッチを入れ、ボリュームを回す。
設定はそれだけ。
値段は高いけど、その価値はあったんかもしれん。
しばらく様子を見ていこう。
今にわしにも必要になるかもしれん。
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ありがとうございました。