怖いけど橋を渡りきった。
渡り切って、向こう側をちょっと散歩してみる。
なんだかとても良い感じのところだ。
山里、隠れ里。
少し歩いてみる。
梅の花がきれい。
この先に展望台があるって書いてある。
せっかくやから行ってみよう。
結構遠い。
そろそろ展望台かな?
もう面倒やからあきらめようかって思う頃階段があった。
この階段を登っていったらいいらしい。
この上に神社がある。
鄙びた神社、とても良い。
中国の人に拝礼の仕方を教える。2礼2拍手。意味ないか?
展望台は更に奥にある。
雨でぬかるんで歩き難い。
森山展望台。
少し降って、一気に展望が開けた。
ここが展望台なのだ。
なるほど、谷瀬の吊り橋がよく見える。
対岸の見晴らしがとても良い。
昔は、災害なんかがあったときに、ここから対岸と手旗などで連絡をとりあったと書いてある。
そういうのは中国ではよくあるって横で言ってる。
中国では旗ではなくて狼煙でやるそうではあるが。
昔は、ここからワイヤーを向こう岸まで渡して、酒米などの物資を運んでいた時代もあるとも書いてある。
紀州や熊野の川沿いの村にはこういう仕掛けがよくあるのだ。
この風景にはさすがの中国人も喜んでいた。
霧が沸き立つ山間の村の景色はいくら見てても見飽きることはない。
昔はこの筏が通っていたのだそうやけど、今は昔。
嵐の時は増水して、鉄砲水、山津波の被害もでたこともあったらしい。
いまでも流域のあちこちに爪痕が残っている。
つい最近も大雨で土砂崩れがあったばっかりだ。
対岸がしっかり見える。
吊橋がしっかり見える。
山を流れる霧が綺麗。
いくらでも見てしまう。
紀州と連なる熊野の山。
ええですなあ。
中国の壮大な奇岩絶景もええけど、こんな風に優しく穏やかな風景もええではないか。
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森山展望台の地図。
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