富山、宇奈月方面に旅した話−19、黒薙温泉旅館で露天風呂に入る。

とても良い温泉旅館だ。

場所は黒薙川が目の前に流れるところ。

とても水が綺麗だ。

建物は見かけは新しいけど、中は古い。

明治・大正の面影さえ感じさせる部分もある。

あじあん

とりあえず、旅装を解いて、寛ぐ間もなく、露天風呂に向かう。

露天風呂は、河原にあるらしい。

右手に黒薙川を見下ろしながら上流に向かう。

雨がポツポツ降ってるんで傘を持っていく。

あじあん

しばらく歩いたら左手前方に見えてきた。

岩に囲まれた良い感じの湯場がある。

まわりは、ちょっとした断崖になっていて、遠くに滝が見える。

これは絶景ではなかろうか。

おや、2名の先客がいてはる。

声をかけたけど返事はない。どうも、海外の方のようだ。

宿泊しないで、温泉だけを楽しんではるみたい。

わしらも入ろう。上の方に、簡易着替え所みたいなのがある。

なるほど、増水とかが多いみたい、恒久的な施設は難しいか。

とにかく裸になって湯に浸かる。

とても良い。

大自然の中でゆったりと手足を伸ばす。温泉を楽しむ。

ええですなあ。

素敵な気分だ。

しばらくしたら、その二人は帰りはった。

わしらがわいわいとやかましかったからやろか。ごめんなさい。

お湯はしっかりと熱いんで雨降りの日にはありがたい。

少々濡れても大丈夫。

でも、晴れてて、一杯飲みながらお風呂三昧ってのも楽しいやろなあ。

夏やったら満天の星を見ながら温泉三昧なんか出来るんやろか。そんな贅沢味わってみたいもんだ。

黒薙時間とやらをたっぷりと堪能させていただく。

あじあん

てなことで堪能したら、宿に戻る。

途中でご夫婦の方とすれ違った。

お風呂に入りに行きはるんやろか。

川をみながらテクテク歩く。

なんだか風情のある吊橋が。

この向こうにはなにがある?

そして、秘境の宿に戻ってきた。

ここは、トロッコ電車で来るしか方法がないとこである。

そして、歩いてくるしかない。

面倒やけどその甲斐がある。

ええとこなのだ。

黒薙温泉旅館の地図。

 

あじあん

黒薙温泉の旅をYouTube動画にしました。ご覧下さい。

あじあん

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