とうとう6日目、最終日になった。
最後はゆっくり、と思ってたら、意外と怒涛の1日になってしまった。
日曜日やからか、いろんな人が来てくれはった。
現役時代の仕事仲間。
現役時代の仕事を通じた社外の友人。
現役時代の仕事の取引先の人ではあるけど、ロックバンドをやってはる人。
わしはこの人の大ファンだ。
SNSで知り合った人。
近くのレストランのオーナー。
他。いろいろだ。
とてもありがたい。
最終日は早い目に終わる。
片付けて撤収がある。
その前に、今回の個展を振り返ってみる。
この場所、とても気に入った。
外に出たら、まさに路地裏。しかも、西成、新世界。
大阪でも一番のディープなところ。
その先に有名なレストランがある。
見上げたら通天閣が見える。
ええとこやで。
ギャラリー自体はとてもこぢんまりしてる。
わりと小さめではあるけど、中が真っ黒で、墨絵にすごく似合うではないか。
とても気に入った。
でも次にやるならもう少し広い方がええなあとは思う。
今度やるときはメインギャラリーの方を借りよう。
実は、いままで、別のとこで何度かやったことがある。
わりと繁華街の真ん中に近い。
そういうとろにあると、お客さんに来てもらうには便利やと思ってやったのだ。
もしかしたら通りすがりに見てくれる人もいてるかもしれん。
まあ、わしの絵の場合、そういう人は滅多にいない。
そして、なにより、よかったのは、画風というか絵の描き方というか、手法というか、いろんな意味で大幅に変えてみた。途中からやから、全ての作品ではないけど、徐々にその方向に向かってる。
それが、皆さんにみていただいて、どういう反応が、手応えがあるのかないのか、ええのか、あかんのか、とても気になってた。
今までよりはもっと自由になろうと思ったのだ。水墨画ってそれなりにお決まりの手順みたいなのがある。中国にちょろっと習いに行ったときの教えてもらった。中国人の先生にも教えてもらった。
基本というやつですなあ。
でも、時にはそれが何やねんと思ったりすることもある。
そんなん気にせんと描いてみたい内容のときもある。
何に見えるか、よりも、あれにもこれにも、なんかわからんけど、なんかに見える。何かに思えるというようなほうがおもろいやんか。
てなことを考えはじめたのだ。
それが、意外と、反応がいいみたい。
この方向って、ええやんかって勝手に思える感じだ。
どっちみち、師匠がおって、ご意向を気にせんなんということがまったくないのだ。
好きにやろう。
次の絵を描くのがとても楽しみだ。
メインギャラリーを借りたら、大きいから色々展示にも工夫ができる。
ちょっと変わったやつを作ってみよう。
楽しみだ。
どんどん描こう。
でも、今年中に、次に個展がやれるかどうか?
やっぱりやるからにはしっかり準備したいし。
今まで通りの流れではあかんので時間がかかるやろうとおもう。
やっぱり来年やろね。
頑張ります。
お楽しみに。
- ギャラリー1616の場所。
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