大阪の超ディープなとこで個展をやった−25、6日目が終わって全ておわった。

とうとう6日目、最終日になった。

最後はゆっくり、と思ってたら、意外と怒涛の1日になってしまった。

日曜日やからか、いろんな人が来てくれはった。

現役時代の仕事仲間。

現役時代の仕事を通じた社外の友人。

現役時代の仕事の取引先の人ではあるけど、ロックバンドをやってはる人。

わしはこの人の大ファンだ。

SNSで知り合った人。

近くのレストランのオーナー。

他。いろいろだ。

とてもありがたい。

最終日は早い目に終わる。

片付けて撤収がある。

その前に、今回の個展を振り返ってみる。

この場所、とても気に入った。

外に出たら、まさに路地裏。しかも、西成、新世界。

大阪でも一番のディープなところ。

その先に有名なレストランがある。

見上げたら通天閣が見える。

ええとこやで。

ギャラリー自体はとてもこぢんまりしてる。

わりと小さめではあるけど、中が真っ黒で、墨絵にすごく似合うではないか。

とても気に入った。

でも次にやるならもう少し広い方がええなあとは思う。

今度やるときはメインギャラリーの方を借りよう。

実は、いままで、別のとこで何度かやったことがある。

わりと繁華街の真ん中に近い。

そういうとろにあると、お客さんに来てもらうには便利やと思ってやったのだ。

もしかしたら通りすがりに見てくれる人もいてるかもしれん。

まあ、わしの絵の場合、そういう人は滅多にいない。

そして、なにより、よかったのは、画風というか絵の描き方というか、手法というか、いろんな意味で大幅に変えてみた。途中からやから、全ての作品ではないけど、徐々にその方向に向かってる。

それが、皆さんにみていただいて、どういう反応が、手応えがあるのかないのか、ええのか、あかんのか、とても気になってた。

今までよりはもっと自由になろうと思ったのだ。水墨画ってそれなりにお決まりの手順みたいなのがある。中国にちょろっと習いに行ったときの教えてもらった。中国人の先生にも教えてもらった。

基本というやつですなあ。

でも、時にはそれが何やねんと思ったりすることもある。

そんなん気にせんと描いてみたい内容のときもある。

何に見えるか、よりも、あれにもこれにも、なんかわからんけど、なんかに見える。何かに思えるというようなほうがおもろいやんか。

てなことを考えはじめたのだ。

それが、意外と、反応がいいみたい。

この方向って、ええやんかって勝手に思える感じだ。

どっちみち、師匠がおって、ご意向を気にせんなんということがまったくないのだ。

好きにやろう。

次の絵を描くのがとても楽しみだ。

メインギャラリーを借りたら、大きいから色々展示にも工夫ができる。

ちょっと変わったやつを作ってみよう。

楽しみだ。

どんどん描こう。

でも、今年中に、次に個展がやれるかどうか?

やっぱりやるからにはしっかり準備したいし。

今まで通りの流れではあかんので時間がかかるやろうとおもう。

やっぱり来年やろね。

頑張ります。

お楽しみに。

ギャラリー1616の場所。

 

あじあん

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