さてフォーを食べて元気になったらハノイ空港に向かう。
夜行列車で寝てないから動きが鈍いけど今日は結構忙しい。ハノイからホーチミンに向かい、
ホーチミンについたら夕方まで居て、友達の家族と食事して、深夜の飛行機で日本に帰るのだ。
ハノイ発は10:00、今はやっと７：００だ。昨年のフエの旅で列車は１時間以上遅れたので、
今回も安全もみて余裕をとりすぎた。「もう一本早いのにしといたらよかったなあ」
ホーチミンは暑いから服を脱いでスーツケースに入れ込んでおこう。
チェックインの時、「スーツケース持って入りますから」と言うと、「ボトル入ってますか？」
「はあ、ウイスキーが一本」、「じゃあだめです。預けて下さい」と言われた。
「ウイスキーは捨てますから」と言おうとしたが、通じないで言い合っているうちに、やっぱり
もったいないから預ける事にした。それで預け過ぎて、空港のロビーはかなり冷える。
服はスーツケースの中だ。「早く時間来い」と思うが、時間は早くは来ない。
コーヒーでも飲んであったまろう。「朝のフォーより高いやんか」
それでも待てば時間はやってくる。こんかいはうるさい赤ん坊もいない。昨夜寝てないから
よく寝れるだろう。毛布をかぶって寝てしまおう。
うとうととまどろんでいたら、ランチが配られて来た。サンドウィッチだ。意外といける。
「これならホーチミンで時間を有効活用できる」と皆食ってしまった。
ホーチミンでは、夜行列車につぐフライトの後と分かっていたので、昼間だけの滞在ではあるが
ホテルの部屋をとっておいた。
「ゆっくり寝よ」と思っていたが、シャワーを浴びてさっぱりしたら元気になったので
買い物に行こうという気になった。
昨日までの寒い世界から打って変ってえらい暑い。
それでも歩いていける距離は歩かないと気持ちが悪い。
ドンコイ通りを南に下りながら土産物を買って、今度はグエンフエ通りでも買い物をした後
北に上る。リロイ通りを左に折れて、ベンタイン市場まで行って、又買いものだ。
これだけで結構汗をかいてしまった。
それにしても、ホーチミンの街はいつも陽気で賑やかで元気がある、楽しい街だ。
元気を貰える。「又、来るぞ」という気になる街なのだ。
それでホテルに帰って、ちょっとだけ休んでいたら、迎えが来た。
友人達と食事なのだ。
今回も一杯想い出が出来た。サプライズもあった。名残は尽きないが帰らなくてはいけない。
「さようならサイゴンの街、又、会いましょう」
これで今回の旅のお話は終わりです。
明日からは定常形式のブログに戻ります。
又、次の旅の話をお楽しみに。
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