9年前に書いた旅のブログをリニューアルします。文や写真、その後の気持ちや情報なども追加、リニューアルしてみたいと思ってます。
TBSのバスに乗る。
今までのバスと違って、TBSはえらいしっかりしてる。
うさんくさいチケット売りの人たちが群がって来いへん。ちゃんと窓口で販売する。
きちんとパスポートチェックする。
待合室が広いし、綺麗で整然としてる。
運転手の気分でタバコ休憩をすることはない。決められた場所で休憩してるみたい。
えらい規律がちゃんとしてる。当たり前のことやけど、今までとはえらい違いだ。
マラッカまでのバスの旅。
バスが来た。時間通りだ。
ガラガラというほどではないけど、混んでもない。指定席にきちんと座る。
バスセンターを出たらじきに高速道路に入る。
そのまま郊外をグングン走る。
天気が心配やなあ。雲行きが怪しい。
目的地マラッカが近づいたのか、高速道路を降りて、市街地を走り始めた。
郊外の舗装道路を安定して走る。
空模様がどんどんとややっこしくなっていく。
心配やなあ。
出発してからほぼ2時間。
マラッカのバスターミナルに着いた。
もう土砂降り。
マラッカ市内へ。
さて、ここが目的地ではない。
観光地である市街地からはだいぶ離れてるはずだ。
どうしたらいい?
インフォメーションに聞きにいく。頼りになるなあ。
6番のバスに乗ったらええらしい。簡単、簡単。
降り頻る雨の中、バスは世界遺産のマラッカの旧市街を目指す。
バスに乗ったら。
えらい喧しい。
ロック調の音楽ががんがん鳴っているのだ。
マレーシアの人ってこんな乗りのりの音楽好きなんやろか?
乗客は聞いてる風でもないけどなあ?
走り出してもバス停を告げるアナウンスが何を言うてるかさっぱりわからへんやんか。いつまでもこんなはずない、その内静かになるやろ、皆困ってるはず。そう思てたけどずっと変わらへん。バスは郊外から段々市内に入ってきたようだ。ちょっと焦ってきた。
紙切れに「Dutch Squer」って書いて、指差しながら、「ここへ来たら教えて」って、運転手の顔のとこまで行って身振り手振りで頼む。なんせ、何をしゃべっても聞こえへん。
聞こえても理解できへんけど。
運転手が「わかった」ってうなずいたら、すぐ次ぎの停車場やった。
あぶないとこや。
着いたところがオランダ広場。
ガイドブックで見る景色が目の前だ。
雨は降りしきる。
しかたない。傘さしてちょっとうろうろしてみよう。
一気に雨足が強なってきた。
観光客の人たちも、傘を持ってる人もいれば持ってない人もいる。
若い人たちはこんな雨なんか全然気にならんみたい。
グングン歩いてはる。
えらいなあ。
タクシーもトライショーも空車は走ってへん。走ってる車のタイヤからはバシャっととばしるが飛んでくる。
ちょっと歩いただけでぼとぼとになってきた。ガイドブック広げる気いせえへんし、どこどう行ったらええかようわからん。
広場の中にインフォメーションの建物が見えた。
あそこで地図を貰いがてらちょっと雨宿りしよう。
ちょうど入り口でスケッチしてる若者もいてる。
わしも真似しよう。
それにしても雨の中やで。
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このあたりを歩いた地図。
- より大きな地図で マラッカ遊 を表示
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