九度山暮らしを始めてからもう7年目になる。
いいこともあればよくないこともある。
よくないことの一番は交通の便かな?
都会に行く場合、交通機関はないことはないけど、便数が少ない。
近場の買い物は車で行くしかない。
美味いもんを食いにいくのにええとこが少ない。
こういうのは最初からわかってたことやからそれはそれでいいのだ。
ほかにもなんだかんだあってもどこにいてもなんだかんだはあるんやからそれはそれでいい。
良いことは、結構多い。
一番いいのは果物だ。
田舎に住むようになってすっかり果物好きになってしまった。
なにせ、季節が変わるごとに、いろんな果物がつぎつぎにお店に出現する。
しかも、田舎やから撰果場や農産物直販所やらが沢山あって、果物種類毎に、近隣の農家から獲れたてのやつが割安に買えるのだ。
例えば梨。
葡萄。
栗。
無花果。
柿。
西瓜。
瓜。
いちご。
みかん。みかんなら種類がいろいろ。名前もいろいろ。
ほとんど途切れることなく、入れ替わり立ち替わり新手が現れる。
季節の移り変わりがこれで分かるほどだ。
すっかり果物好きになるではないか。
ついこないだは桃だった。
桃といえば、紀ノ川市の荒川の桃が有名やけど隣にかくらぎ町の農家でも沢山作ってる。
それにお気に入りの直販所がある。
朝の適当な時間に行くと、続々ともぎたての桃を満載した軽トラがやってくる。
わしらはそれをよりどりみどり、気に入ったのを買って帰る。
そのまま食っても美味いし、冷やして食うとなお美味い。
たまりませんなあ。
台湾マンゴーもええですなあ。
そして、ぼちぼち到着するころやと心待ちにしてるのは、台湾産アップルマンゴーだ。
前に、台湾のパイナップルなどがいきなり中国に輸出できなくなって、それを応援するために買おうなんて騒ぎがあった時に、パイナップルはもちろん、マンゴーなんかも話題になった。
それで、ネットを注目して見てたら、よさげな台湾の通販サイトがあった。
それでついマンゴーを申し込んだら、とても美味しくてリーズナブルな値段だった。
これはええ。
それから、毎年、3月頃になったら、申し込むと、6月末頃に我が家に到着する。
これが楽しみなのだ。
てなことで、田園に暮らすのも楽しいものなのだ。
気分だけは、陶淵明ですなあ。
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