最近夢中で読んだ本、大場みな子、椎名誠

  • 2008年3月25日
  • 10人
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大場みな子、「むかし女がいた」
むかし女がいた 女は息子たちに 女というものが
どんなに怖ろしいものかを 聞かせて育てた
女とは 男を 甘い言葉と肉でたぶらかし
嵐の吹きすさぶ  岩山の上に連れてゆき・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・
女が女というものは と言うときは
その女の中に決して自分のことは 入れていない・・・
・・・・

女が書いた女の話。
一読の価値ありです。倉橋由美子もすごいけど、大場みな子もすごい
作家なので時々読んでいます。
こういう語りで語られる物語っていいのかもしれません。

椎名誠、「メコン黄金水道を行く」
ラオス、ミャンマー、タイ、カンボジア、ベトナム。
こういう熱帯の地を流れるメコン川を上流から下る旅です。
太陽の熱と河と土と自然がもたらす豊饒の地、
しかし、過酷な生活環境。
そういうものを体感する旅はうらやましい限りです。
ベトナム、タイ、カンボジアには行った事がありますが、
都会をかすめただけの旅でした。
もう少し、奥に入ってみようと思いました。

hon080325

毎週火曜は最近夢中で読んだ本の話です。