中国に田舎を旅していると良く鶏を放し飼いにしているのが目につきます。
日本でも無くはないですがめっきり減りましたよね。
昔は田舎の親戚とかに行くと珍しい客が来たといって、庭で遊んでいる
鶏を捕まえて、しめて料理してくれたものです。
子供心に強烈なものでしたが、味は今よりも濃くて歯ごたえもよくて
おいしいものだったように思います。
だんだん鶏の味がなくなってきたようで残念です。
多分、その頃の日本って今ほど農薬とか安全性について今ほど厳しい
考え方はなかったので、もしかしたら今の中国とそんなに変わらないかも知れません。
一部の事件報道にあるような強烈な事が全てではないでしょうが
安全の感覚が行き渡っている訳ではないことも確かでしょう。
最近では、無農薬や有機栽培を謳った広告宣伝も多いので、
国全体が徐々にそういう考えになっていくでしょうし、
そうなる事を期待したいものです。
食の国だし、食べ物については、奥深くて学ぶべき事が多い国なので
安全な食の国になってくれる事を切に願っています。
これは、桂林に行った時、龍背の棚田の村を訪れた時、
あたりをうろついていた鶏です。
この村の竹に詰めて焼いた鶏料理も味が濃くおいしかったです。
これは、つい先日泰山に登った時、あたりをうろついていた鶏です。
見るからにうまそうですね。
ここでは食べなかったけど、麓の村の鶏料理もおいしかったです。